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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶にかかわる本・雑誌
最近、妙に簡体中文に慣れ親しんでいる、あるきちです。
#しゃべれません・聞き取れませんが、読んで意味を理解するのは、ある程度できるのです。 中国茶を追いかけていると、品種の話がどうしても出てきます。 中国茶の種類が多いように、中国茶の品種はもの凄く多いのです。 日本だと、やぶきたが圧倒的に大多数ですが、中国茶は、まだそこまで統一化が進んでいないため、多種多様な地方品種があります。 このような多様な品種の存在が、中国茶の多彩さを生んでいるとも言えます。 それだけに面白い分野なのですが、ネットで追いかけるのも結構大変。 そこで、「手元に一冊、中国茶の品種の本が欲しい」とつねづね思っていたところ、東方書店に在庫があることが判明。 早速買ってきました。 中国茶樹品種志 2001年の出版なので少し古いのですが、優良品種として国家と省レベルで認定されている品種を中心に、現在育成中の品種、地方品種、名ソウ・珍しい品種などが、掲載されています。 それぞれの品種の情報は、かなりコンパクトにまとまっています。 最初に写真がいくつか掲載されていますが、本編は文字ばっかりです(笑) でも、品種の出自や品種特性、向いている茶種なども書いてあるので、なかなか重宝しそう。 祁門紅茶の祁門種は小葉種?中葉種?のような、ビミョーなラインのお茶も、スパッと書いてあるので、参考用には持ってこいです(^^) ・・・え、こんな本、普通の人は要りませんか((((((^^; せっかく、神保町に来たので、内山書店にも。。。 おっ、ちょうど研究中のお茶の本が2冊あるじゃないですか! 歴史から始まって、産地、製法についても詳しく載っているので、なかなか読みやすくて良いと思います(^^) この2冊を手に、ティーハウスタカノさんへ。 我ながら、ベタですね((((((^^; ウバがオススメで出ていたので、ウバにしてみました。 紅茶のケーキもセットで。 やはり、メンソール感のあるお茶ですねぇ(^^♪ メンソール感は、紅玉の方が強い気はしますが、ウバの方がバランスが取れていると思います。 ウバをストレートで飲みながら、中国語の本を広げ、ザザッと斜め読みしてみました。 #怪しい奴。。。でも、隣が東方書店だから、おかしくないと思うんですが。 ジャスミン茶の本を読んでみたら、さんぴん茶の伝来は琉球王国時代に疑問符が。 やっぱり、製法自体は明代に確立していたようですが、大量生産が始まったのは清末。琉球処分の前後のようです。 むー、時代が合わない。。。 武夷岩茶の方は、伝説は伝説として書いてありますが、それ以上に、細かく製法なども書いてあるので、「なるほど~」と武夷岩茶への理解が深まります。 この本、シリーズでかなりの数が出ているようなので、次回、杭州に行ったら買ってきたいと思います。 重いけど、現地で買うとやっぱり安いので(^^;) まぁ、今のところ行けるかどうか、微妙なんですがね。。。 家がお茶の本だらけ(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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