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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:茶の種類・品種
本日、我が家の茶棚から、2006年・冬茶の茗心茶皇が”発掘”されたので、飲んでみました。
茗心茶皇 茗心茶皇は、台北のお茶屋さん・茗心坊の独自の焙煎がかかった梨山茶です。 上海人に買い占められてしまって買えないはずだったのを、林さんの手持ちのお茶を譲ってもらって購入してきたものです(その経緯はこちら)。 ”茶皇”と随分大げさな名前がついていますが、その名に恥じない美味しさのあるお茶です。 #ちょっと、お高いんですけどね。 焙煎がかかっている分、茶葉の外観の色は落ち着いています。 せっかくなので、茶壺で淹れました。 水色は、高山茶のトレンドの緑っぽい茶水ではなく、より黄金色に近い感じです。 この水色は、発酵度が少し高めであることの証明でもあります。 まあ、美味しいお茶とはいえ、2年前のお茶ですから、 さすがに、あまり期待できないかなぁ・・・(-_-) と思っていたのですが、これがドンピシャリ♪ これ!これが梨山! と思わず、ガッツポーズしてしまいそうなお茶でした(笑) 焙煎のおかげか口当たりがスムーズ。 最近の梨山、発酵が軽くなりすぎたせいか、口に茶水を運ぶ時点で、「うわっ、生」と思うことが多いのですが、これはそうじゃない。 抵抗なく、口に含むことができます。 しかし、ひとたび口に入れば、まさに梨山!という感じの、フルーティーな豊かな香りと甘さが口いっぱいに広がります。 清香なんだけど、芳醇でものすごくボディのある味。 味わいがものすごく豊かです。 そして、喉元に落ちてからも、ずーっと余韻が残ります。 聞香杯に残る香りの持続力もかなりのものです。 やっぱり、梨山はこうでなきゃ! これこそ、ストライクど真ん中というやつですね。 いやー、しばらく大陸茶にうつつをぬかしていましたが、これはヤバイぐらいに美味い(^^;) 焙煎の技術もさることながら、しっかりと発酵させた力のある茶葉を使っているのが、素晴らしいと思います。 うーん、台湾の高山茶は凄い!と思わせてくれる、お茶でした。 やっぱり茗心坊は、初日に行こうっと(^^♪ #ええ、上園より前に行かないと、大変なことになりますから。。。 え、うしろの茶壺に見覚えがないけど、それについては、コメント無しかって? ・・・お目が高いですね(^^;) #まあ、このブログに茶壺の姿が出てくるのは、珍しいですからね。 いやー、茶器購入禁止令を敷いていたのですが、この西施壺には、あっさりと陥落しました。 ははは 出元は上海小町さん。 「西施だけは弱いんですよねぇ」と言っていた後に、サロンにお邪魔したら、西施壺が並んでた。 ちょっとした”茶壺との合コン”状態とでも言いましょうか(笑) どれもなかなか良いもので、少々唸ってしまったのですが、その中で一番かわいい子?を、お嫁にいただいてきたというわけです(^^;) 台湾の高山茶専用で、箱入りにして育てます♪ サロンに行かれる方、茶器も要チェックですぞ! やっぱり、ちゃんとした梨山は美味しい(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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