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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2009.02.15
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春一番が吹いてからというもの、花粉症の症状が出てきて少し苦しいあるきちです。
甜茶で対抗せねば・・・

さて、本日は茶友の会主催の如月茶会にお邪魔してきました。
会場は高輪の福祉会館。
仮の建物なのだそうですが、真新しく天井も高くてなかなか快適な会場でした。

午後に伺いましたが、茶席は軒並み満員御礼の大盛況。
たまたま鳳凰単叢と岩茶の茶席に空きを発見したので、チケットを購入し、しばし待機。

待合室には、珍しいものが。

龍眼

龍眼を干したものです。
”桂圓”といわれ、正山小種の香りをこれに喩えたりします。
こういう機会に実物の香りを確認せねば。


さて、今回のお茶会では、岩茶・文山包種茶・鳳凰単叢・三道茶、そしてお茶の4種の飲み比べと5つの茶席が用意されていました。

これだけ違う系統のお茶が並ぶと、どうしてもバラバラの印象になりがちです。
しかし、今回の茶席は全体として統一感を持たせるように配慮されていました。
具体的には、テーブルランナーがほぼ統一されており、クロスとマットの色でお茶の印象を上手に表現していたのです。

岩茶茶席
↑こちらは岩茶の茶席。
マットとテーブルクロスが茶色で統一され、岩茶の落ち着いた印象が表現されていました。
ちなみに単叢はブルーで、文山包種茶は薄い緑でのコーディネート。
なんとなく、お茶の印象が伝わってきます(^^)


最初に鳳凰単叢の茶席へ。

鳳凰単叢は蜜蘭香でした。
茶壺で淹れていただきましたが、香りの高さが際立っていました。
相応に渋みもあったのですが、茶質が豊富ということなのではないかと。
日本人向け?のあっさり感の強いお茶で、煎を進めていっても頑張っていました。


次に岩茶の茶席へ。

岩茶

岩茶の黄奇です。
新品種ですが、なかなか香り立ちの良いお茶です。
聞香杯では焙煎のかかった岩茶らしい甘さがあるのですが、口に含んでみると少し柑橘系というか酸味のある感じの香りがします。
味の特性としては肉桂に似ているかも。
ちょっと舌の真ん中がキュッとするような渋みを感じます。

3煎ほどいただいたあたりから、身体が温まったのでしょうか。
急激に暑くなってきました(^^;)
いやー、やっぱり岩茶は効きますね。


さて、中国茶の茶会に行くたびに、不思議だなぁと感じることがあります。
お茶の感想を言っているうちに、お茶を飲んでいる方同士でいつの間にか会話が弾んでいることが多いのです。
お茶を通じて、いろんな方と交流できる。
美味しいお茶を飲めることももちろんですが、これがお茶会の面白いところかもしれません。

こういうお茶会、どんどん広がっていくと良いのですが(^^)



・・・さて、ちょっと宣伝(笑)

地球にやさしい中国茶交流会、第2回の日程が決まりました!

4月11日(土)のお昼頃~夕方で開催する予定です。
会場は、前回と同じ恵比寿区民会館。

詳細はまた追ってご報告していきたいと思いますが、気軽に楽しんでいただけるお茶会という基本路線はきちんとキープいたします。
前回の反省点を踏まえ、さらにご満足いただけるよう色々と企画を進めております。
4月といえば、新茶の季節です。どうぞご期待ください♪


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4月11日、恵比寿でお会いしましょう(^^)





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Last updated  2009.02.16 06:12:10
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