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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
久しぶりにインストラクターの同期が集まって勉強会。
今回も色々なお菓子が揃いました。 最近、ここはお菓子ブログだったかしらと不安になりますね(^^;) 勉強会は毎回テーマを設定していますが、今回はお茶の淹れ方と味について研究するはずでした。 各メンバーが全く同じお茶を淹れて、味の違いがお茶を淹れる動作のどこから生まれるかを考えてみようというものです。 ・・・が、今回は”どげんかせんといかん”ことがあり、主にその話し合いとなってしまいましたorz しかし、この過程で分かったことが2つ。 1つめは、さんざんお茶を飲みながらの議論でしたが、「お茶を飲みながらの議論は結構いいな」ということ。 お茶で口が滑らかになるのか?とても活発な議論でした。 口が滑らか・・・というと、ピンと思い浮かぶのは、お酒。 しかし、アルコールが入ると確かに議論は活発になるのですが、思考が発散の方向に終始し、まとまりをつけるのは難しくなるものです。 ところが、お茶だとみんな冷静なままでありながら、口が滑らかになるようです。 きちんと着地点を見出そうとするんですね。 中国では、茶館は商談の場として機能していたという話がありますが、「ああ、こういうことか」と妙に納得しました。 きちんと着地しないと商談は成立しませんから、お茶は確かにそういう用途には向いているわけです。 もう1つは、やっぱり淹れ手の心理状態は、お茶の味に影響するのでは?ということ。 高級茶藝師のみなさまを差し置いて、なぜか私がお茶を3時間ばかり淹れていたのですが、当然お茶を淹れながら、話し合いにも加わります。 ただ、少し過激な発言をしながら淹れたお茶の味は、なんだか妙に固く感じるんですねぇ。 刺々しさがあるというか、丸さがないのです。 繊細な味(←某先生談)を出す私にしては固い。 これ、明らかに異常値なので、心理状態はやっぱりお茶に影響しているように感じます。 ・・・ということで、当初設定したテーマについては、全然分析できなかったのですが、まあ重要なことが実感できたので結果オーライということでw それにしても、やっぱりお茶の淹れ方と味の関係については、きちんと整理して検証しなければいけませんねぇ。 茶藝にはあまり関心のない私ですが、こういうことには妙に関心を持ってしまいます(^^;) お茶でウソ発見ができるかも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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