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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:旅行
<お勉強旅行ということもあり、重たいトーンが続いていますが、今日は軽く読み流せます>
今回の旅行ですが、 あるきちの中国旅行の割には、オチがなくね? と思っている方も多いのではないかと。 まあ、ツアーというものは、概してトラブルが少ないものです。 しかし、 中国の”ロマンスの神様”ならぬ”トラブルの神様”は、あるきちを見放してなんかいませんでした! しっかりとオチが来ましたよ。 しかも、一番おいしいタイミングで((((((^^; 今回は、評茶に明け暮れる日々だったわけですが、最後に試験を受けて帰らなければいけません。 試験には、理論と実技がありまして、ハッキリ言って実技は実力が出ちゃうので、どうしようもありません。 ですが、理論については詰め込んで何とかできる余地があります。 講義の最終日、早く復習(←いわゆる”一夜漬け”)せねば、とホテルの部屋に戻ります。 時刻は午後9時半を回っていました。 ものすごく重い中国茶の事典と鑑定杯を6セットばかり購入したので、 ↑5kgぐらいあります。 まずは荷造りしてから。。。 と、荷物のパッキング作業を始めました。 すると10分もしないうちに、 バチン という音と共に、部屋の電気が真っ暗になりました(T_T) 照明だけではなく、電気が完全に止まったようです。 テレビもつきません。 すわ、完全停電か?と思って、廊下に出てみましたが、廊下の電気はついていますし、他の部屋が騒いでいる様子もありません。 というか、ドアが開いていた向かいの部屋の電気はついてますし、テレビの音もします。 ツアー一行の他の方々も、特に動き無し。 どーも、うちの部屋だけブレーカーか何かが突然落っこちたようです。 明日、試験だってのに!!!(怒) しかし、ここは中国。 動じてはいけません。 私、中国に旅行するときは、 必ず懐中電灯を持っている ので、暗がりの中、荷物から引っ張り出します。 同部屋の方から「そんなの持ってたんですか!」と驚かれます。 ええ。 だって中国旅行ですからw こういう場合、「そのうち復旧するんじゃね?」とのんびり待つというのが、一般的日本人旅行者でしょうが、こちとら明日の試験がかかっています。 早く直してもらわないと仕方がありません。 電話は繋がるようなので、部屋の電話からルーム担当へ電話。 あ:電気が消えたんだけど 担当:ちょっと待ってろ とのこと。 電話後、廊下に出てみたら、隣の方がパジャマ姿で表に出て、途方に暮れていました。 隣も電気が消えているそうで、どうも私らの数ブロックの部屋の電気が落ちたようです。 パジャマ姿は”人民”だろうと思って、北京語で話しかけましたが、英語で返されました。 「ちょっと話してくる」とエレベーターの方へ出かけたので、私がフロントに行くまではないか、と思ったのです。 代わりに文句をつけてくるんだろうと。 しかし、その考えは甘かった。 30分経っても復旧しないし、誰もやってこない。 冷静になって先程の隣人のことを考えてみると、英語で話しかけてきたということは、おそらく華僑。北京語が苦手なんでしょう。 押しも強そうな感じの人ではなかったので、結局ウロウロしただけではないかと推測しました。 ・・・というわけで、あるきち、フロントへ殴り込み。 ツアー利用の多いこのホテルの上客・日本人が怒鳴り込んできたので、フロントも(中国にしては)機敏に対応したようです。 15分後、ルーム担当がやってきました。 ライターか電灯はないか? と言ってきたので、私の懐中電灯を貸しました。 つーか、電気がつかないと言ってるんだから、自分で持って来るという発想はないのか?(-_-) 懐中電灯で照らして、クローゼットの中にあった部屋のブレーカースイッチをいじっています。 でも、ウンともスンとも言いません。 部屋側の問題でないことは、これでハッキリしました。 これ持ってくね と、ルーム担当は悪びれもせず、私の懐中電灯を持って、隣の部屋に行きました。 私物扱いですか。そうですか。 私も一緒に廊下に出てみると、さらに隣の部屋から日本の方が出てきました。 やっぱり、電気がつかない、と。 ただ、言葉も分からないし、どうして良いものか、とオロオロしていたようです。 ルーム担当、華僑の方の部屋だけチェックして、さっさと帰ろうとしたので、 待て、こっちもだ と捕まえて、チェックさせます。 ええ、ここは中国。 言われない限り、動きません。 ルーム担当は、インカムで裏方とやりとりしていたのですが、結局、主電源側に問題があるようです。 懐中電灯を私に返し、インカムでギャーギャーしゃべりながら、再びどこかへ去っていきました。 ・・・何か言ってけよ(-_-メ) しばらく、廊下で隣の日本人の方と話して10分ほどが経過。 技術者と思しきおじさんが、エレベーターホールの方から廊下をズンズンと歩いてきました。 電気がつかないんだって? と声をかけると、そのままズンズンと裏口の方で進んで行きました。 その5分後。 ・・・電気はようやく復旧しました。 周りの人たち大喜び。 あー、疲れた(-_-;) まあ、絵に描いたような中国らしいトラブル&対応でした((((((^^; #ここ、一応”三ツ星ホテル”なんですがね。。。 この一件で、すっかり疲れ果てた私と同部屋の方。 勉強時間も1時間半ほどロスし、勉強意欲もすっかり挫かれてしまったのでした。。。 続く。 トラブルの神様はごめんです(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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