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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
地球にやさしい中国茶交流会 カウントダウン情報、今度は茶席の部です。
今回、茶席は4テーブルで8種類をご用意しています。 それぞれの茶席の個性を、テーブルごとに少しご紹介いたしましょう。 まずは、テーブルAから。 こちらのテーブルでは、上海小町さん・うらりんさんが、お茶をお淹れします。 <二大産地の龍井茶・上海小町さん> 同じ楽天ブロガーの上海小町さん。 日本人でありながら、上海で中国茶販売店を立ち上げるという難事業に挑戦。 仕入れや販売の店長業務をこなしながら、高級茶藝師・高級評茶員の資格も取得されるなど、積極的に中国茶を学んで、昨年帰国。 現在は、恵比寿にてPRIVATE TEA SALON yu:yuを主宰されています。 本場仕込みの経験と知識のみならず、お茶に対するセンスの鋭さをお持ちの方です。 納得の行くお茶を求めて産地へ飛んで行き、茶農家と交渉してくるなど、フットワークの軽さも凄いところです。 そんな小町さんが淹れるのは、今年の清明節の前に摘まれた龍井(ロンジン)茶。 龍井茶といっても色々ありますが、今回ご用意したのは杭州で作られる西湖龍井。 その中でも、双璧の産地とされる獅峰(しほう)と梅家塢(ばいかう・メイジャウ)のお茶です。 実は、この2つ、同じ西湖龍井茶といっても、産地の気候・土壌条件や製茶の流儀が少し違うので、見た目(特に色合い)もちょっと違いますし、味や香りもちょっと違います。 どちらも美味しいのですが、産地が違うとまた違った個性があることを、お感じいただけるのではないかと思います。 中国緑茶の中でも、もっとも著名な龍井茶。 ことに清明節前の”明前茶(めいぜんちゃ)”は、春に向けて蓄えられた新芽の旨味が凝縮されており、現地でも大変貴重なお茶です。 新茶の季節ならではの香りと味です。ぜひお楽しみ下さい。 テーブルA 二大産地の龍井茶 【第1部】11:00~ 12:20~ 【第2部】13:40~ 15:00~ 【第3部】16:20~ <大陸紅茶と台湾紅茶 表情の違い・うらりんさん> テーブルAのもうお一方は、うらりんさん。 陽明茶会などのお茶会のみならず、テーブルコーディネートの大会などでも活躍されています。 うらりんさんの追求している世界は、中国茶と”和”の融合。 日本的な空間・しつらえを大事にしながら、中国茶を上手に溶け込ませています。 今回は、会場が会場なので、どこまでその世界をお伝えできるか分かりませんが、きっと、雰囲気は感じていただけるのではないかと思います。 そんな、うらりんさんが淹れるのは、中国紅茶と台湾紅茶。 手間ひまかけて作られる工夫(くふう・コンフー)紅茶は、烏龍茶などと同様に、煎を重ねて、ゆっくり小さな器で飲んでいきます。 今回は、うらりんさんセレクトの中国紅茶と台湾紅茶を淹れていただきます。 大陸の紅茶と台湾の紅茶では、またちょっと個性が違うのです。 なかなか言葉には表しにくい、お茶の表情。 そんな表情の違いを比べながら、味わっていただけるのではないかと。 お席によって、違うお茶が出てくるかもしれませんので、何が出るかは座ってみてのお楽しみです♪ テーブルA 大陸紅茶と台湾紅茶 表情の違い 【第1部】11:40~ 13:00~ 【第2部】14:20~ 15:40~ 【第3部】17:00~ 次に、テーブルB。 こちらのテーブルでは、碧眼猫さん・ちょしさんが、お茶をお淹れします。 <中国緑茶紀行・碧眼猫さん> これまた同じ楽天ブロガーの碧眼猫さん。 香港でお茶に捕まって以来、中国茶を飲み続けていらっしゃいます。 中国茶アドバイザー/インストラクターでもあります。 特に、中国から日本にお茶が伝わったルートの解明に熱心で、その足跡を追って日本各地のゆかりのある土地を巡る旅行などもされています。 碧眼猫さんが、この話をし出すと話が止まりません(笑) そんな碧眼猫さんが淹れるのは、大好きだという中国緑茶。 しかも新茶です♪ 今回は、 蒙頂甘露(もうちょうかんろ・四川省) 雲南毛峰(うんなんもうほう・雲南省) 開化龍頂(かいかりゅうちょう・浙江省) 径山茶(けいざんちゃ・浙江省) の4種類の中から、セレクトして淹れていただけるそうです。 この4つのお茶は、産地も違いますが、姿・形もだいぶ違います。 当然のごとく味も香りも全然違います。 きっと、中国緑茶の幅の広さを感じていただけるのではないかと。 中国緑茶は、現地でも人気があるので仕入れ値が高く、しかも保存が難しいということもあって、なかなか日本に入って来にくいお茶です。 ぜひ、こうした機会に飲んでみてはいかがでしょうか♪ テーブルB 中国緑茶紀行 【第1部】11:00~ 12:20~ 【第2部】13:40~ 15:00~ 【第3部】16:20~ <鳳凰の競演・ちょしさん> テーブルBのもうお一方は、ちょしさん。 少しマニアックな中国茶の名前をGoogleに入れて検索。 よくヒットするサイトの1つが、本格派中国茶ブログ・神融心酔。 こちらを書いていらっしゃる方です。 茶楽房Matsudoというサロンも主宰されています。 台湾に留学されていたこともあって、中国語が堪能。 留学の時期が、あるきちの台湾在住と重なるので、お茶を飲みながら当時の台湾について意見交換ができる、数少ない方です(^^;) ちょしさんが淹れるのは、中国茶を見直すきっかけにもなったという鳳凰単叢(ほうおうたんそう)。 フルーティーで華やかな香りの鳳凰単叢ですが、焙煎が強すぎたり、発酵程度が今ひとつのものに当たったりと、なかなか好みのタイプを探すのは難しいお茶の1つです。 今回は、特別に入手していただいた鳳凰単叢を持ち込んでいただきます。 お茶の組み合わせは2つ。 第1幕 清香蜜蘭香と濃香蜜蘭香 もっともベーシックですが、人気の高い蜜蘭香(みつらんこう)。 しかし、実は色々なタイプがあります。 爽やかな清香の蜜蘭香と落ち着いた濃香の蜜蘭香の2つを用意していただいています。 自分の好みはどっちだろう?と確認できる面白い飲み比べだと思います。 第2幕 宋種(そうしゅ)蜜蘭香と老叢水仙(ろうそうすいせん) 鳳凰単叢は、樹齢によって名前が変わってきます。 樹齢が古くなってくると、老叢。 そして、宋代の頃からあると伝えられているものは、宋種と名付けられています。 樹齢を経たお茶の樹を大切にしているという地元の茶農家の方々。 なぜ、そうなるのか?は、この2つのお茶を飲んでいただければ、分かるのではないかと。 年月を経た、味わいの深み。 ぜひ飲んでみたい!と思わせるお茶だと思います。 テーブルB 鳳凰の競演 【第1部】11:40~ 13:00~ 【第2部】14:20~ 15:40~ 【第3部】17:00~ オフィシャルサイトも微妙に更新されていますので、是非ご確認下さいね! 地球にやさしい中国茶交流会 オフィシャルサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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