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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
地球にやさしい中国茶交流会 カウントダウン情報。
ラストを飾るのは、茶席の部 その2です。 まずは、テーブルCです。 このテーブルでは、あるきち・hirokoさんが、お茶をお淹れします。 <東方美人の不思議・あるきち> 今までご紹介してきたのは”茶席”という感じでしたが、私の席だけは”茶席”という言葉は似つかわしくないと思います(^^;) 台湾のお茶屋さんで、「何かよく分からないけど、お茶をたくさん飲ませてもらっている状態」になるのではないかと。 ・・・ええ、何でもありなのが地球にやさしい中国茶交流会の魅力です(キッパリ) 今回は、東方美人(とうほうびじん)をご用意します。 品種によって違う味わいを見ていただこうと思っています。 1つは、台北の文山地域で作られている青心烏龍種でつくった東方美人。 もう1つは、東方美人の名産地・北埔(ペイプー)の青心大有種でつくった東方美人。 どちらも、蜜のような香りは共通しているのですが、トーンが違うのです。 グレードの違う茶葉も持って行きますので、見た目の違いから品質を見分けるポイントなどもお伝えできればと思います。 時間があれば、ウンカのついていない東方美人(私、個人的に”製法美人”と呼んでいます)との比較もします。 東方美人の季節は6月上旬。 それに備えて、 ”30分で東方美人の目利きになる” そんなことができればと。 ・・・やっぱり、この席だけ異色です(^^;) でも、お勉強モードではなく、楽しく美味しく飲んでいただけるのではないかと思います♪ テーブルC 東方美人の不思議 【第1部】11:00~ 12:20~ 【第2部】13:40~ 15:00~ 【第3部】16:20~ <音韻と岩韻-鉄観音と武夷岩茶・hirokoさん> テーブルCのもうお一方は、hirokoさん。 私よりずっとお若いのですが、中国茶インストラクター。 授業や試験を一緒に受けた同学です(^^;) お茶との接し方は、とても自然体。 気楽に楽しく飲もう!というタイプの方です。 そんな彼女に淹れていただくのは、福建省の烏龍茶の二枚看板。 安渓鉄観音(あんけいてっかんのん)と武夷岩茶(ぶいがんちゃ)です。 ・・・実は、このお茶を選ぶにあたって、大変悩みました。 それぞれ、音韻(おんいん)と岩韻(がんいん)という余韻があることで知られていますが、それが感じられるお茶というのは、かなり希少なお茶で、お値段も随分。。。なのです。 特に岩茶。 この中国茶交流会、茶席の参加費はリーズナブルに抑えていますが、お茶はやっぱり本物をご紹介したいと考えています。 かすかに感じるレベルで「これが音韻」「これが岩韻」というような、中途半端な真似はしたくありません。 「これが、韻・・・」と、みなさんにきちんと分かるようなお茶でないと、 ↑妙な使命感に燃えています(^^;) というわけで、予算とにらめっこしながら、考え抜いて投入したお茶です。 自然体で淹れるhirokoさんとタダモノではないお茶。 そのギャップをぜひ楽しんで下さい♪ テーブルC 音韻と岩韻-鉄観音と武夷岩茶 【第1部】11:40~ 13:00~ 【第2部】14:20~ 15:40~ 【第3部】17:00~ 最後に、テーブルD。 こちらのテーブルでは、私の同期でもあるmadokaさん・美龍さんが、お茶をお淹れします。 いずれも、お茶の魅力を引き出して、切り取ってみせることのできる方です。 茶葉は私が提供しているので、どう化けるのか、実は一番気になっている席でもあります(^^;) <清香と濃香の台湾烏龍茶・madokaさん> お料理やアクセサリー作りなどを器用にこなすmadokaさん。 茶藝師の資格も持ってらっしゃいますので、茶藝も美しくされますが、実は彼女、左利き。 右利き用に組み上げられているプログラムをアレンジしなければいけないので、実は大変なのですが、見ている方にそう感じさせないのが、スゴイところ。 madokaさんに淹れていただくのは、凍頂タイプの丸まった台湾烏龍茶を2種類。 1つは現代の台湾烏龍茶の代表選手でもある、高山烏龍茶(こうざんうーろんちゃ)。 軽やかな清香(チンシャン)タイプです。 阿里山か杉林渓になる予定ですが、爽やかな香りでありながら、喉元からグッと戻ってくる香りは、さすが台湾烏龍茶と感じさせてくれます。 もう1つは、ちょっと珍しい、発酵度を高めにした伝統烏龍茶。 少し重めの濃香(ノンシャン)タイプです。 こちらは、茶水の色もちょっと濃いめで、香りも熟した果物系の甘い香りです。 この席に着かれた方は、お茶を飲み干した後に、茶杯の香りを聞いてみてください。 2つのお茶のまったく違う個性が表れると思います。 烏龍茶の”発酵の魔術”を、感じていただける茶席だと思います。 テーブルD 清香と濃香の台湾烏龍茶 【第1部】11:00~ 12:20~ 【第2部】13:40~ 15:00~ 【第3部】16:20~ <茶処台北 2つの銘茶> テーブルDのもうお一方は、美龍(meilong)さん。 高級茶藝師でもあり、いつもはピンと張った流麗な茶藝をされるのですが、さて、この会場です。 どういう雰囲気になるのか、私も予想がつきません(^^;) ちなみに美龍さんは、東方神起の大ファンでもあります。 お茶は台北近郊の銘茶として、文山包種茶(ぶんさんほうしゅちゃ)と木柵鉄観音(もくさくてっかんのん)を淹れていただきます。 実は、彼女の得意分野は文山包種茶。 徹底的に淹れ方を研究されているので、会心の一杯が飲めるかもしれません。 そんな淹れ手に負けないよう、文山包種茶は新茶をご用意しました。 私のテイスティングの印象では、香りよりは味わい重視の冬茶に近いお茶です。 美龍さんが、この文山をどのように表現されるのか、私もとても興味を持っています。 ・・・というか、私が席に着きたいんですけど(^^;) もう1つの木柵鉄観音は、一般的にイメージされている木柵鉄観音とは、ちょっと違った傾向のお茶です。 強い焙煎のイメージが強い木柵鉄観音ですが、このお茶は、華やかで軽やか。 木柵鉄観音に対してのイメージを変えてしまうかもしれません。 どちらのお茶がお好きな方にも、お楽しみいただける席だと思います。 テーブルD 茶処台北 2つの銘茶 【第1部】11:40~ 13:00~ 【第2部】14:20~ 15:40~ 【第3部】17:00~ というわけで、内容盛りだくさんの、地球にやさしい中国茶交流会。 どこの茶席でも面白い飲み比べ&お話に花が咲くのではないかと思います。 いよいよ開催は明後日に迫りました。 オフィシャルサイトに茶席一覧表も掲載されましたので、是非ご確認下さいね! 地球にやさしい中国茶交流会 オフィシャルサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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