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テーマ:国内旅行について(2620)
カテゴリ:旅行
2日目。
今回の旅行のメイン、石見銀山遺跡に向かいます。 まずは出雲市駅へ。 駅舎は、出雲大社の本殿のデザインを取り入れているようです。 さて、石見銀山遺跡へのアクセス駅となるのは、JRの大田市(おおだし)駅か仁万(にま)駅。 JRの出雲市-大田市間は普通列車で40分ぐらいの距離なのですが、山陰本線は本数が少ないので厄介です。 次の電車は1時間後。しかも特急しかない、というのはこの地域では結構あります。 ↑これは反対側に止まっていた、米子行き。 ・・・私もまんまとこの罠にはまり、1駅のために特急料金を献上orz わずか20分ちょっとで大田市駅に到着です。 確かに半分の時間で着きますが、コストパフォーマンスが悪すぎますね(-_-) 大田市駅前のバス停からバスに乗り、30分ほどで石見銀山遺跡の入り口、大森代官所跡に到着しました。 時間は午前10時。観光には最適な時間です。 * * * * * * さて、石見銀山のお話をする前に、はじめにお断りを入れておきます。 石見銀山遺跡は、ご存知のように2007年に世界遺産として登録されています。 ・・・とはいうものの、登録申請の段階でどのように魅力を伝えるかで苦労していたように、少々分かりにくい遺跡です。 ですので、 これが世界遺産です、すごいでしょう! というようなインパクトのある観光スポットは、ハッキリ言ってありません(^^;) ですので、「世界遺産だから・・・」と中途半端に期待して見に行くと、思わぬ肩すかしに遭います。 ところが、石見銀山が最盛期だった頃の歴史的な事情や、世界の同規模の銀山の開発の仕方、あるいはその後の開発の様子、それを支える街並みなど、色々なものを総合してじっくりと見てみると、 これは凄い! と思える遺跡です。 ということで、説明やや多めの旅行記になります。ご容赦を。 * * * * * * さて、石見銀山の全景地図を見てみましょう。
これが現在地の大森の街です。下車したバス停は右下の方にあります。
現在は資料館として開放されています。 この代官所に派遣されてきた人物の中で、やはり有名人といえば大久保長安です。 佐渡金山の奉行なども務めた鉱山経営のプロであり、江戸初期の権力を集めていた人物です。 彼の赴任時期は短かったものの、その後の影響はかなり大きかったようです。 この代官所の横に、ひっそりと立っているのが城上神社。 一見、何の変哲もない神社に見えますが、拝殿の天井の鳴き龍が見事です。 鳴き龍の下で柏手を打つと、びーんと音が響きます。 代官所のすぐ横にあるので、意外に穴場かもしれない神社ですが、面白いところだとおもいます。 さて、街歩きをスタートさせます。 大森の街には昔の旧家が残っており、懐かしい感覚の街歩きができるのです。 一般の方が住んでいる普通の民家が多いのですが、中には観光用に開放されている施設もあります。 そのうちの1つが、熊谷家住宅。 熊谷家は、石見銀山の代官所の御用達を務めるなど、当地のもっとも有力な商家でした。 いわば地元の顔役的な家なので、とても広い屋敷です。 ボランティアガイドの方が丁寧に案内して下さいました。 ・・・やっぱり、島根の印象良いんですけど(^^) さらに街歩きを続けます。 郵便局も街並みに合った感じです。 さらにパン屋さんを発見。 オススメは?と聞いたところ、おはぎパンだとのことなので、買ってみました。 見た目は、あんパンのようですが、食べてみると・・・ 食べかけですみませんm(_ _)m 中身がおはぎなんですね~ これはなかなか面白い(^^) パン自体も柔らかく、昔懐かしい感じのあんパンに仕上がっていて、なかなか美味しいと思います。 さて、食べてばかりのようですが、昼食にしましょう。 昨日に引き続き、おそばにしてみました。 ざる定食 そばとそば豆腐、いなりが付いたセットです。 そばについては、やっぱり昨日美味しいのを食べすぎましたかね(^^;) 本格風なそばです。 いなりずしのお米に使われているのは縄文米だそうです。 とても面白い食感です。 まあ、酢飯に合うかどうかは好みが分かれますね(^^;) 長くなったので分割します。 続く。
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