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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2009.05.31
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カテゴリ:旅行
3日目。
朝、みどりの窓口で尋ねてみると、切符を入手できました(^_^)v
というわけで、今日は萩の観光に決定!

1両編成の長門市行きに乗って、東萩駅を目指します。

長門市行き普通電車


1時間15分ほどで東萩駅に到着。
午前9時を少し回ったぐらいなので、一日観光ができます(^^)


東萩駅の観光案内所で情報収集。
見所を色々と親切に教えて下さいました。

レンタサイクルで回る手もあったのですが、今回はバスで。
萩循環まぁーるバスの一日券を購入し、松陰先生の愛称の付いた東回りに乗ります。


まず、やってきたのは松陰神社。

松陰神社


入り口を入ったところに、松下村塾の建物がありました。

松下村塾


吉田松陰が実際に教えていたのは2年ほどだったそうなのですが、それにしても華々しい人材が出ていったものだと思います。
いつの世の中も、人材なのですよねぇ。

松陰神社を一通り見学して、まぁーるバスに乗ろうと思ったら、タッチの差で乗り遅れ...orz
30分も待つのはなんだかなぁ、と思ったので、吉田松陰の誕生地まで歩いていくことにしました。

途中、伊藤博文の旧居などを見学。

伊藤博文旧居


少し急な山道を登ることになり、歩いたことをちょっと後悔しましたが、無事に生誕の地に到着。

松陰生誕の地の銅像


ここから萩の街を眺めてみます。

萩の街並み


萩の街は、すぐそばにまで山が迫り、背後には日本海。
確か司馬遼太郎が書いていたと思いますが、このような地形というのが長州藩の気風に与えた影響というのも大きかったのでしょうねぇ。

ふたたびバスに乗って萩市役所前で西回りのバス(愛称:晋作くん)に乗り継ぎ、萩博物館にやってきました。

萩博物館


夏みかんの花が咲いている時期なので、爽やかな甘い香りが一面に漂っています。

夏みかんの花


街中が夏みかんの花の香りで包まれていて、最高の時期に訪れたかもしれません(^^)


さて、博物館の展示です。
実は私、元・会津若松市民でして長州藩のお膝元・萩というのは、アウェー中のアウェーなんですね(^^;)
#今はどうか知りませんが、戊辰戦争の一件で薩長土肥に対しては好意的でない方も会津には多かったのです。別に思い入れがあったわけではありませんが、そういう雰囲気というのは後々に残るものです。

そんなわけで、少々斜に構えていたのですが・・・


面白い(^^)


と、1時間半も展示を見ていたのでした(汗)

特に吉田松陰については、面白かったですねぇ。
ものすごく真っ当なことをいろんな言葉で残していて、その内容はもっと評価されてしかるべきかなあと思います。
万巻の書を読むだけではなく、旅する実践者であったところも共感が持てます。


博物館をあとにして、菊屋横丁へ。

菊屋横丁


目についた食堂で食事をしていきます。
釜飯を頼んだら、20分ぐらいかかるそうなので、近場を散策することにしました。

街並み


このあたりは高杉晋作の旧居や木戸孝允住宅などが、あちこちにあります。

木戸孝允住宅


それにしても、夏みかんの香りに包まれながらの散歩は気分がよいですねぇ(^^)

白い塀と夏みかん


20分ほどでお店に戻ってみると、ちょうど出来上がったところだったようです。

釜飯



食事をして、見学です。
まずは久保田家住宅。

久保田家住宅


ちょうど、萩焼を使ったテーブルコーディネート展が開かれていました。

ここでお茶会をやったら、雰囲気が良くて・・・と悪い考えが頭をよぎりました(^^;)


次に、向かいにある菊屋家住宅へ。

菊屋家住宅


江戸時代初期の町家です。
こちら、ガイドの方が付いて丁寧に説明して下さいます。
萩の御用商人の邸宅だったのだそうです。

オープンガーデンのイベント期間中ということで、裏の庭も見せていただきました。

菊屋家住宅の庭


このあと、街並みを見ながら萩城跡まで歩きます。
続く。



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Last updated  2009.06.02 08:49:17
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