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テーマ:オール台湾!(1574)
カテゴリ:旅行
一夜明けた、茶農家での2日目。
今朝も9時前には、昨日夕方に到着した茶葉の日光萎凋が始まっていました。 #一晩置いたりもするようです。 夜遅く、朝もそれなりに早い。 製茶シーズンの茶農家は本当に大変です。 10時過ぎには大量の茶葉が届きました。 ザルを運んだり、こぼれた茶葉を集めたり、ちょこちょことお手伝いをします。 お昼を食べて、しばらくすると昨日のコンテスト茶たちの焙煎が終わりました。 こうして製品になるまでに、丸一日以上かかり、繊細なものはわずか2斤、もう1つのものも10斤しかできなかったそうです。 クオリティシーズンの東方美人が、いかに貴重な茶葉か分かります。 さて、この工場にも、お茶を買い求めるお客さん(地元の人、観光客、茶商など)が来るのですが、その動きを見ていると結構面白いのです。 「これは美味いなー」と思っていたロットから次々に売れていき、一日もしないうちに大きな袋が空になります。 美味しいお茶を農家で直接仕入れようと思ったら、タイミングもありますので、簡単ではないと思いますね(^^;) この後、暑い最中でしたが、茶畑を案内していただきました。 #こういうことも、昨日のうちに簡さんがお願いしておいてくれたのです。 無農薬なので、クモの巣が張っていたり、虫がたくさんいます。 こちらの品種は青心大有です。 このへんの人たちは、チンシンターモーと発音していました。 #発音が色々あるので、お茶屋さんでも「有」の棒が二本ないやつ、と表現する方が多いです。 暑いので、ウンカはお休み中だったようですが、たまたま一匹発見しました。 分かりにくいので、ちょっと拡大。 100mmマクロを忘れて行ってしまったので、これが限界でした(^^;) このあと、たまたま駅の方に帰るお客さんがいたので、その人の車に乗せてもらって、駅まで送っていただきました。 本当に、色々な方にお世話になりっぱなしの二日間でした。 * * * * * * さて、今回の滞在はとても勉強になったのですが、正直、私の語学力の限界を思い知りました。 聞く分には、そこそこ?大丈夫なのですが、話す方の訓練が全然足りないですね。 疑問に思ったことを聞くこともできないし、感じたことを伝えるのも難しいとなると、厚意を無駄にしているような気分になります。 別にお茶の商売をしているわけではないので、茶農家さんに大口の注文を出せるわけでもなく。 かなり申し訳なく感じてしまいました。 ご恩返しをするならば、日本で東方美人の魅力をお伝えすることぐらいでしょうか。 そして、この先に進もうと思ったら、やっぱり、せめて北京語はきちんと勉強した方が良いのかなぁと思いました。 #私、正規の中国語学習をしたことがありません。 もちろん、日本語のできる先生にくっついていく手や通訳を立てる手もありますが、やはりダイレクトに話ができるのと、そうでないのでは全然違いますし、必ずしも知りたいことを教えてくれるとは限りませんので。。。 なお、今回のブログでは、東方美人の製法など、細かいことは端折りました。 もう少し詳しく知りたい方は、上海小町さんのお教室で聞いてみて下さい。 #中国語とお茶の知識を兼ね備えているので、茶農家さんや茶商も話しやすいのです。彼女の元に良いお茶が集まっているのは、決して偶然ではありません。今回、改めてそう思いました。 次は坪林へ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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