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テーマ:オール台湾!(1574)
カテゴリ:旅行
東方美人の茶農家さん訪問が終わったあと、駅から簡さんに報告&お礼の電話を入れたところ、
明日、坪林に行くんだけど、来る? という話があったので、さっそく乗りました。 #個人旅行者はフットワークが軽いのです。 翌日。MRTの新店駅で待ち合わせをしました。 こんなところで、坪林行きのバスの時刻表が役に立つとはw くねくねの山道を通り、やって参りました坪林の街。 まずは、簡さんの行きつけのお店へ。 行ってみたら、品評会の額がたくさんあるのに驚き。 え、これほとんど賞を独占してませんか? このお店の方、お茶を販売しつつ、製茶もするのだそうです。 茶畑は持っていないそうですが、その製茶の腕を買われて、色々なところからお茶づくりを頼まれるのだとか。 こりゃ、スゴイ人じゃないですか(^^;) さて、試飲です。 この時期ともなると、文山包種茶はほとんどが売れてしまっていて、手元にあるのは品評会受賞茶がメインになるそうです。 品質の良さがハッキリしているものほど、売りやすいですから、そういうものだけ残して他は早めに売ってしまうんでしょうね。 ということで、頭等奨と参等奨のお茶を飲み比べました。 何という贅沢w 比較してみると頭等奨の方が透明感が強いです。 日本酒で”水みたいな酒”ってのがありますが、これ、まさに”水みたいなお茶”です。 でも、飲んだあとの戻ってくる甘さとか、じっくり舌に来る旨味とかが、とても素晴らしいお茶です。 参等奨の方は、それよりはややしっかりしたお茶の味が先行します。 しかし、これもまた美味いのです。 発酵不足ということもなく、しっかりと軽やかな蘭花香のお茶です。 頭等奨、素晴らしいことは素晴らしいのですが、コストパフォーマンスを考えると参等奨かなぁと思っていたら、簡さんとも意見が一致。 というわけで、参等奨を買ってきました。 このあと、茶畑を案内してもらいます。 坪林といってもかなり広くて、車で移動しても結構かかります。 途中、東方美人の日光萎凋をしている現場に遭遇。 見てきた産地のものと、明らかに違う作り方です。 坪林は、青心烏龍や大慢種などを使うので、品種が違うというのもあると思うのですが、日光萎凋を強めにしている気がします。 このようなことは、やっぱり現場に行ってみないと分かりません。 山道を抜けて、茶畑へやってきました。 ここでは、いくつかの品種が栽培されているようです。 当ててみて下さいw 根っからのネイチャー派というか、ワイルド派な茶師の先生。 お茶づくりが一段落すると、釣りと蜂蜜採りがお仕事なのだとか。 すごい生活です(^^;) そんなわけで、ミツバチの巣箱へ行くことになりました。 といっても、かなり簡単じゃないところでして、ケモノ道のようなところを分け入って行きます。 こちらが巣箱です。 何の装備もしていませんが、暴れなければ向こうも刺してきません(^^;) 蜂がびっしりいます。 そして、採れたての蜂蜜をいただきました。 もう、これが美味いのなんのって。 台湾の在来種の蜂なのだそうですが、野生の花から蜜を集めてくるので、本当に美味しい。 市販の蜂蜜って、あれ何ですか?というぐらい深い味わいです。 と、茶畑を見るだけが、思わぬ楽しい発見もあった坪林訪問でした。 まったく、簡さんにはお世話になりっぱなしでした。 さて、帰りは、台北に用事のある先生が送ってくれて、台北駅前で簡さんたちと、 また、東京で♪ と言って、お別れしました。 ええ、私は明日の飛行機で帰る予定だったのです。 まあ、その翌々日によりによって桃園空港で再会し、同じ飛行機で帰国することになるのですがねw 続く。 次は食べたものなどを お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.27 23:29:06
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