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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2009.07.11
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カテゴリ:お茶
現在、試運転中のCTTea.infoですが、イベント告知&予約だけではなく色々なコンテンツを追加しようと準備中です。

既に中国茶の素晴らしい情報サイトは沢山あります。
今さら私ごときが立ち上げることも無かろうとも思うのですが、中国茶に興味を持っていただいた方が、もうちょっと深く知るためのきっかけ作りができればいいなと考えております。


その試みの1つが茶葉名鑑。

中国茶を飲み始めた最初の頃、”お店によって呼び名が違うけど、同じ種類の茶葉”というのが結構多くて、混乱した記憶があります。

たとえば、

岩茶と厳茶
東方美人と白毫烏龍茶と香檳烏龍茶
黄金桂と透天香と黄[木炎]


とか。


これ、初心者にとっては、ハードルが高いと感じます。

ただでさえ漢字ばかりで、何と読むのかすら分からない中国茶。
やっと覚えて違うお店に行ってみたら、別の名前で並んでいる・・・

これじゃ、途中で嫌になっても仕方ありません。


基本的な命名のルールや品種、産地の名前などが知識として入ってくると、こういうのが面白くなってくるのは否定しません。が、でも、やっぱり初心者歓迎な感じじゃないと思うのです。
#「一番面白がっているのは、お前だろう」というツッコミが来そうです(汗)

困ったときは”ググる”のが、現代の常識。
ですので、それに合わせてネット上にそういう名鑑があっても良いじゃないと思ったのです。


そんなわけで、ちまちまと家にある茶葉の写真を撮ったり、コメントをつけたりしてます。

私、本のコピペでお茶を濁すのは絶対嫌なので、自分であれこれ書いているのですが、やってみると結構大変(^^;)
味や香りのコメントが特に。。。


・・・ということで、時には現実逃避して写真のモデル?になったお茶を飲んでしまったりしています((((((^^;


そんなわけで碧螺春です。

碧螺春

え。それは2番目に手をつけた記事ではないか、ですって?


鋭いですねぇ(^^;)
そうですね、大体、こういうのは緑茶から。
それも龍井、碧螺春、黄山毛峰みたいな順番ですよね。


ええ、書いたのは西湖龍井だけで、すぐに現実逃避しましたが、それが何か?(←早ッ)

ほら、やっぱり味の確認をしなければいけないですし。
↑と、正当化してみる。


こちらは、3月25日摘みのお茶なんですが、お湯の温度をやや低めにして入れると、本当に甘いです。
茶水の旨さの中に、甘い香りが隠されていて、口に含むと甘さと一緒に香りも一緒にフワッと広がる感じです。

・・・というような書き方では、さすがに名鑑にならないので、困っているわけですね(^^;)

まあ、このペースで行くと完成は来年でしょう(爆)



さて、碧螺春といえば、既にご案内している通り、来週土曜日の夏の中国緑茶展示会で22種類ほど飲めます。
既に、ご予約&温かいコメントをいただきました皆様、ありがとうございますm(_ _)m


これに私が絡んでいる経緯をお話しておいた方が良いかと。

今回、今古茶籍さんのイベントとして開催するわけですが、実は言い出しっぺは私なんですよ(^^;)


簡さんのお店へ行くと、栽培茶と野生茶だったり、品種違いのお茶だったり、天候の違う日のお茶だったり、というのを飲ませてもらうことが良くあります。

とはいえ、お店はそんなに広いスペースではないですし、少ない人数で飲みますので、そんなにたくさんの種類は飲めません。
でも、「あれもある」「これもある」と言われたら、やっぱり全部飲みたいじゃないですか。

そこで、

「これ、どっか会場借りて、ズラッと並べて飲み比べたら面白くないですか?」

と、私がひとこと言ったのが始まりなんですよ(^^;)


ああ、そしたら碧螺春だけで22種類。

その他、

龍井の産地違い
黄山毛峰の栽培茶と野生茶の比較


それから太平猴魁、廬山雲霧もあるそうで、合計40種類ぐらいの中国緑茶が一同に揃うことになってしまいました。


まさか、そんなにあったとは...orz

というわけで、私も目が回るぐらいのお茶が用意される、とんでもない会になりましたw


今回は、”お茶会”ではなくて、”展示会”というのがポイントです。

まず、約40種類のお茶が、すべて会場で飲めます。
お持ちいただく茶杯(普通の小さいヤツで結構です)に、少しずつ茶葉をお分けします。
それをテーブルに持ち帰って、自分のペースで飲んで味を確かめつつ、会場内に展示されている乾燥した状態の茶葉を見て回る感じです。

会場には、碧螺春の産地の写真もパネル状にされて用意されるそうです。
お茶を飲むだけだと碧螺春の新芽しか見たことがないと思いますが、新芽以外の葉っぱは結構大きいんですね。
そんな産地の様子も確認できると思います。


会場を回るガイド役になるレジュメは、簡さんが作っています。

これだけの種類のお茶があるので、色々なテーマで見て回り、味を確認することができます。
オススメの飲み比べテーマをいくつか設定してもらえるとのこと。

もちろん、簡さんは会場にいますので、質問もOKです。
あとで、自宅でもゆっくり確認したいという方のために、今回の飲み比べ用キットも何セットか限定で用意されるそうです。



えーと、私、このお茶全部飲んでも、それぞれの細かな違いは分からないと思います(苦笑)
でも、きっと傾向のようなものは分かると思うんですよね。
明前のお茶が高いのは、「ああこういうことか」と、”体感的”に分かるんじゃないかという気がしています。

なにしろ、これだけのお茶を一度に飲んだことがある、というのは貴重な体験になると思います。
お茶は”飲みもの”ですから、いくら机上の知識があっても全然意味のないことで、実際に飲んでみないと始まりません。
体感するってのは、お茶を知る上で、ものすごく大切なことだと思うのです。


まだまだ、お席に余裕がありますので、中国緑茶にご興味のある方は是非♪
「美味しい中国緑茶って飲んだことがない」という初心者の方でも、全然大丈夫です。

たくさんのお茶があるので、ちょっと苦行になるかもしれませんが(笑)、どなたにも楽しい会になるのではないかと思います。


イベントの詳細と予約はこちらまで。


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碧螺春は美味しい~(^^)






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Last updated  2009.07.11 23:59:23
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