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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶にかかわる本・雑誌
9月25日に、プーアール茶の本が出版されました。
1年365日、プーアール三昧 プーアール茶の本といえば、中国黒茶のすべてぐらいしか思い当たるものがないので、久しぶりの黒茶の本ではないかと思います。 著者は、中国茶カフェ・茶壺天堂のオーナー、井上さん。 190ページほどの本ですが、その中身はかなり充実しています。 序盤は、プーアール茶との出会いと四川への突撃旅行について。 突撃の旅は、なんだか共感できますねぇ。 ↑人ごとだと思えないらしい(^^;) そして、香港の三茶人のお話。 私も、この中の葉老師とは、台湾の某老師のところで偶然お会いしたことがあります。 年に数回の台湾訪問で、ちょうど到着したてのところに着き、一緒に昼食を食べました。 その時、私、勉強不足で存じ上げなかったのですが、まさに”茶人”という方だったので、とても印象に残っています。 さらに、茶馬古道についての踏み込んだお話と歴史。 私、いつかは旅したいルートなのですが、ますますその思いを強くするレポートでした。 最終章では、今のプーアール茶の産地の状況や問題点について記載されています。 プーアール茶の暴騰と産地にもたらした影響。 急激な拡大やブームには、影もあります。 そのような状況の中で、心ある人々がどのようにして良いお茶を守る努力をされているか。 そんな裏側が紹介されており、個人的にはツボでした(^^) さて、お茶は人によって説が分かれることがあり、これが混乱を生む元だったりします。 この本では、あれこれ説が飛び交う紅印圓茶の話で、1人の意見だけを採り上げるのではなく、諸説をきちんと記載し、そこから冷静に分析していくという手法で記述されています。 これは、とても良いスタンスで書かれているなぁと感じました。 #これ、地味に大事です。 全体的にギュッと中身が詰まった印象の本です。 秋の夜長に、美味しいプーアール茶を片手にじっくり読んでみたい本だと思います。 さて、ここで嬉しいニュースを♪ なんと、 第3回 地球にやさしい中国茶交流会に、茶壺天堂さんにご参加いただきます! フリマにご出店いただいて、この本とお茶、そして茶器の販売をしていただく予定です。 実際にお会いして、お茶や茶器を手にしながら、色々お話を聞いていただく。 そんなことができればなぁ、と思います(^^) また、この本の冒頭で、茶会の淹れ手として登場されている桃猫さんに茶席を持っていただきます。 淹れていただくのは、もちろん、美味しいプーアール茶。 お茶は、詳しくは後日ご紹介しますが、ビンテージのプーアール茶が登場する予定です。 私、 え?それ、予算大丈夫ですか? と聞き返したほどです((((((^^; 美味しいプーアール茶って、どんなものだろう? と思っていらっしゃる方は、是非、会場に足をお運び下さいませ。 きっと、プーアール茶への見方が変わる茶席になると思います。 地球にやさしい中国茶交流会、今回も色々やりますよ~(^^) ふふふ。実は、もう1人ゲストがいるのです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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