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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶
えー、コンビニのお弁当の話ではありません(笑)
目下、研究中なのが、マグカップで飲むお茶。 茶葉をマグカップにひとつまみ放り込んで、お湯を注ぐ。 こんな素朴な飲み方で、中国茶は美味しく飲めるのか? ということを実験しております。 実験材料として、お手頃な杉林渓烏龍茶を使っています。 台湾の高山茶は茶葉が大きめなので、口に入りにくく、マグカップ茶には向いていると思うのです。 実験というのは、温度計を使ってお湯の温度を測ったり、お湯の差し方を変えてみたり、茶葉の量をあれこれ変えてみたり。 色々と試していますが、こういうシンプルな淹れ方をすると、お茶の淹れ方の基本というか、美味しいお茶を淹れるための原則が見えてくるんですね。 結論から行くと、 マグカップに茶葉を放り込むだけでも、コツさえ外さなければ、十分美味しいお茶が飲めます そのコツとは、 茶器を温め、熱湯を注ぐ。とにかくアツアツで。 ということです。 高山茶の場合、茶器が何であろうが、アツアツの状態でお茶を淹れられさえすれば、かなりの美味しさで飲めるということが分かりました。 まず、マグカップをしっかりお湯で温めてから熱湯を注いだお茶は、少しミルクっぽさも感じられるような甘い香りが出て、キリッとした輪郭のお茶になります。 文句なく美味しいお茶です。 一方、マグカップの温めがやや不十分だったお茶は、(茶葉の実力で)美味しいのは美味しいんですが、ややお茶の味の輪郭がボケます。香りも比較すると弱く出ます。 その差は、マグカップの中の湯温です。 マグカップで蓋もせずに放置しているので、沸かし立ての98度の熱湯を注いでも、飲み頃には温度が下がります。 茶葉が程良く開いた時点で、前者は82度、後者は78度まで下がっていました(室温20度で実験)。 このぐらいの温度低下はやむを得ないと思うのですが、お湯の温度はわずかに4度の違い。 これだけでも随分差が出るなあ、と感心してしまいました。 寒くなる冬場に美味しいお茶を飲むためには、茶器の温めを徹底すること。 アツアツの茶器で、美味しいお茶を淹れましょう(^^) ※ちなみに2煎目以降を飲むときには、飲み切らずに3分の1ぐらいでお湯を注ぎ足していった方が美味しく飲めます。お試しあれ♪ ”どーでもいいことを大真面目にやる”が、このブログのモットーです(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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