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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2009.12.26
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カテゴリ:茶の種類・品種
家にあった、平水珠茶を飲みました。
今はなき英記茶荘で見つけて、買っておいたものです。

平水珠茶

平水珠茶


別名・ガンパウダー。
発酵の工程がないので、お茶の分類としては緑茶になりますが、緑茶らしからぬお茶です。

製茶の技法としては、殺青から乾燥工程まで、一気に釜炒りで仕上げるのが特徴です。
茶葉は、ずっと火にさらされますので、茶葉の色は緑から白へ。そしてやがて、褐色に変わります。
火の影響で、水分も抜けていくので、どんどん小さな粒のように固く締まっていきます。
最終的には、こんな小石のような色と外観の茶葉になるわけです。
釜炒りで丸っこく仕上げるので、圓炒青という分類になります。

見た目が火薬みたいだから、ガンパウダーというのだそうで。


こんな製造工程を踏んでいるお茶なので、火の香りが効いています。

いえ、もっと率直に言うと、


    煙い


のです。たき火のような香りがします((((((^^;

日本人の場合、新茶のフレッシュな香りを求める人が多いですから、このお茶はあまり好まれません。
まず、売れ筋には入らないと思いますので、日本での流通量は少ないお茶です。
おそらく、ご当地の中国人にも、あまり好まれないお茶だと思います。

しかし、このお茶は中国茶の全体像を知る上では、外せないお茶なのです。
中国茶の輸出先でダントツ1位のモロッコ。
この国では、このお茶が欠かせない存在となっています。

いわば”輸出中国茶のエース”でして、外貨を稼ぎまくっている大黒柱です。
好みはひとまず置くとして、敬意を表する価値のあるお茶だと思います。

* * * * * *

まずは、普通に飲んでみました。
緑茶ですので、低温で・・・と思いがちですが、ここまで火が入っているお茶なので、茶葉の開きを促すために熱湯で淹れます。
教科書的に”緑茶だから、低温で”とか書いてあるのは信じちゃダメです。
この手のお茶は低温では、お茶本来の美味しさが出てきません。


水色は、こんな感じ。

平水珠茶茶水


緑茶というより、烏龍茶か?と思うような色に出ます。

香りはかなり強烈です。


   煙い。。。(-_-;)


たとえるならば、


   たき火の中にくべておいた焼きいもの焦げちゃった皮の部分


のような香りがします(マニアックな喩えだ・・・)
普通の人は、この時点で飲むのを敬遠するでしょうね(^^;)


しかし、実際に飲んでみると、香りはそんなにきつくありません。
なによりも、味自体は煙で汚染された感じが無く、しっかりとした味で爽やかさもあり、余韻や甘さすら感じられるお茶でした。香りの強烈さほど、味は悪くないという印象です。
このお茶のグレードが良いものなんでしょうが、わりに美味しいかも・・・、と思います。

茶殻もとっても柔らかで、お茶自体の素性の良さを感じます。

平水珠茶茶殻


まあ、それでも積極的な選択肢には入りませんが。。。


しかし、このお茶の本領は、やはりモロッコ流に飲んでこそ引き出されるものと思います。
やってみたいと思います。


続く。

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一度は飲んで頂きたいお茶です





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Last updated  2009.12.26 10:52:48
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