4021423 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

旅行記索引


台湾旅行記(2005.12)


龍井茶と安渓鉄観音のお茶旅行記(2006.05)


知床旅行記(2006.07)


台湾お茶旅行記(2006.09)


立山黒部アルペンルート旅行記(2006.09)


ちょこっとシルクロード(2005.08)


台湾・茶器と茶荘めぐり(2007.01)


龍井茶を探しに(2007.04)


台湾秋茶づくり旅行(2007.09)


台湾かけあし旅行(2008.05)


北海道旅行記(2008.08)


沖縄旅行記(2008.09)


台湾旅行記(2008.10)


お茶を学びに杭州へ(2009.03)


山陰街あるき(2009.05)


芒種の台湾(2009.06)


吾妻渓谷と榛名山の旅(2009.08)


上海万博の旅(2010.05)


台湾旅行記2011初夏(2011.06)


台湾旅行記2012初夏(2012.06)


バニラで行く年末台湾2013(2013.12)


台湾旅行記2014初夏(2014.06)


梨山製茶ツアー参加記(2015.07)


台北近郊プチ茶旅(2016.01)


お茶索引


中国茶・緑茶


中国茶・白茶


中国茶・黄茶


中国茶・青茶-福建省北部


中国茶・青茶-福建省南部


中国茶・青茶-単叢・その他


中国茶・紅茶


中国茶・黒茶


中国茶・花茶


台湾茶・緑茶


台湾茶・青茶-高山烏龍茶


台湾茶・青茶-凍頂式烏龍


台湾茶・青茶-その他


台湾茶・紅茶


台湾茶・花茶


茶外茶


ペットボトル茶


その他の国のお茶


日本茶


中国茶ブックマーク


国内のお店


台湾情報


中国茶の勉強


茶人な皆様


連続記事まとめ


花粉症に効くお茶を考える


中国茶の学び方


台湾でお茶を買うノウハウ


中国茶の資格について考える


中国茶は難しいか


中国茶と台湾茶


日本での中国茶の歴史を振り返る


日本全国茶館・茶荘・教室めぐり


お茶の本・雑誌


Favorite Blog

2024年10月12月、三… 上海小町さん

ちび子の旨いものパ… ちび子113さん
大好き teatime ティーコジーさん
碧眼猫的茶巡游 碧眼猫さん
華屋敷 ハナやシキさん
kinokoの手作… **kinoko**さん
グリザベラの館 グリザベラ4163さん
そらいろ茶(sorairo… ニココ3628さん

Calendar

Comments

yuka@ Re:日本全国茶荘巡り-リリーの薔薇園(東京都台東区蔵前)(04/19) うちの息子 小6でそのときに花粉症に …
蟹江蟹蔵@ Re:電茶壺、輸入します!(05/11) はじめまして今2017年2月なのですが …
あるきち101@ 香香茶さんへ お返事がすっかり遅くなり、申し訳ござい…
香香茶@ Re:秋~冬のイベントあれこれ(08/28) 10月くらいから12月くらいにかけてお茶関…
あるきち101@ 俳茶居 呑亀さんへ 先日はありがとうございました! あまり会…

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07

Keyword Search

▼キーワード検索

Rakuten Card

2009.12.27
XML
カテゴリ:茶の種類・品種
それでは平水珠茶を使って、モロッコ流のミントティーを淹れてみましょう。

タジン鍋も流行ってますし、最近モロッコは注目されていますね(^^)

←タジン鍋
#いつも、ハクション大魔王が出てきそうな形だなぁと思うんですけどね(^^;)


レシピは、こちらを参考にしました。

All About「エスニック」
   モロッコの「ミントティーの淹れ方」

用意したのは、

・平水珠茶6g
・スペアミント
・砂糖20g


スペアミント


ティーポットは直火にかけられるのを持ってないので、普通ので代用。
その分、しっかり熱湯で温めるようにしました。

それにしても、20gの砂糖というのは壮観ですなぁ・・・

20gの砂糖


えー、体重計が怖いです((((((^^;


まずはティーポットをしっかりと温めて、茶葉を入れ、少量のお湯を注ぎます。

なじませ中


少し香りを聞いてみますと・・・


  地方のビジネスホテルの部屋(喫煙可)に入った瞬間

を思い出しました(爆)


茶葉がお湯になじんで、少しほぐれた段階ですすいで(中国茶的には洗茶ですね)、ミントと砂糖を放り込みます。

ミントをたっぷりと


この後、熱湯を高い位置から注ぎます。

じっくり茶葉の開く頃合いを待って、1杯分をティーカップに注いで戻す動作を2回やりました。

で、出来上がりはこちら。

ミントティー


先程の”喫煙ルームの香り”はどこへやら。
ミントの香が爽やかなお茶に仕上がりました(^^)


さて、飲んでみた感想ですが・・・

現地で、モロカンウイスキーとかベルベルウイスキーと言われるのが良く分かりました。

とにかく、”濃厚”なんです。

最初はミントの爽やかな香りが印象的ですが、かなりどっしりとしたお茶の味が来ます。
スモーキーさは消えて、むしろ濃厚な味わいの方が良く出ています。
お茶の渋さの部分は、砂糖の甘さによって上手くカバーされていて、スッキリとした爽やかな印象が強調されています。

甘すぎるかと思っていましたが、全然そんなことはなく、抵抗なく飲めます。
#あの砂糖の量を見てしまうと、少し抵抗があった方が嬉しいのですが。。。

これは、なかなか美味しいじゃないですか(^^♪


贅沢を言うと、やはり一度火にかける工程は必要ですね。
お茶の味がもう少し強ければもっとバランスが良いのに、と思いました。
ティーコジーをかぶせるのも手かもしれません。


* * * * * *

さて、こうしてレシピに従って飲んでみると、

  モロッコのお茶の淹れ方は、非常に理に適っている

と感じました。


平水珠茶という、きつく締まった茶葉の味を引き出すために、

・ポットをしっかり温める
 →温度を極力高くして、抽出を促す

・茶葉にお湯を一度なじませて、茶葉を開きやすくしてから熱湯を注ぐ
 →いわゆる洗茶。味をスムーズに出すための工夫。

・高い位置からお湯を注ぐ
 →高低差から生まれるお湯の水圧を使って、抽出を促す

・火にかける
 →高温をキープし続けて、成分の抽出を促す

・火にかける際、蓋は開けておく
 →余計な水分を飛ばしている

と、お茶の本質の味を濃厚に出すために「これでもか!」というぐらいの工夫がされています。


ここまで徹底して味を引き出そうとすると、美味しさの他に茶葉の渋みや苦みも出てしまいがちですが、そこは砂糖やミントの爽やかさでカバーする。
茶葉とミントと砂糖が、お互いに強烈な主張をしながらもバランスがとれているのを目指すわけですね。
だから、ウイスキーと言われるような濃厚さを備えたお茶に仕上がるというわけです。


一般にミントティーと言いますと、”ハーブティー”という扱いをされますが、実際には主役はミントではなく、あくまで”お茶が主役”なんだろうと思います。
「砂糖の甘さやミントの香りで茶葉の質の悪さをごまかす」のではなく、「茶葉の濃厚な味をしっかりと味わうための工夫」であり、お茶そのものの味を楽しんでいるのではないかと。


陸羽以降、お茶に何も入れないのを良しとする東アジア世界。
この立場から見ると、モロッコの淹れ方は”異端”のように見えます。

しかし、お茶の本質を引き出そうとしている点では、何ら変わりはありません。
モロッコは、間違いなく茶文化大国だと思います。


マラケシュやカサブランカの街並みも魅力的ですし、是非一度現地で淹れてもらいながら、お茶談義をしてみたいものです(^^)


人気ブログランキングへ
モロッコに敬礼!









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.12.27 20:16:12
コメント(6) | コメントを書く
[茶の種類・品種] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X