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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
今年も幕張メッセにやって参りました。
フードサービスや小売のバイヤーなど食品業界関係者のみ入場できる、食の大見本市です。 牧ノ原台地で育ったべにふうきを使って、烏龍茶を作っているのだそうです。 べにふうきは「花粉症に効果あり」で一躍有名になった品種ですが、元々は紅茶用の品種。 やぶきたよりもポリフェノールが多いため、香りを要求される烏龍茶にも向いていそうな気がします。 若い方が、「うちの畑で作ってるんです」と説明してくれました。 こういう人がいる限り、日本の茶業界は明るいと思います(^^) ネットで販売もされているとのことなので、興味のある方は是非♪ 続いて、世界緑茶協会のブースへ。 今年は3年に一度の世界お茶まつりがある年ですので、その展示の他、何軒かのお茶屋さんのお茶が出展されていました。 飲み損ねましたが乳酸菌発酵のお茶など、ちょっと変わったものもあったようです。 * * * * * * この後、セミナー会場へ移動し、無農薬・無化学肥料栽培に取り組まれている自然のわ研究会のセミナーへ。 代表をされている杉本園さんのお話を聞きました。 ↑このセミナーがあったから初日にしたんですね。 このお話が、予想以上にスゴかったのです! 『奇跡のリンゴ』に匹敵するぐらい、自然の力の素晴らしさを感じるお話でした。 こういう話こそ、多くの流通関係者や消費者の方に聞いて頂きたいものです。 「なんで事務局は、もっと積極的に人を集めなかったのだ?」と残念に思うぐらい。 このまま、このお話が知られないというのは残念すぎるので、機会を改めてご紹介したいと思います。 * * * * * * この後、台湾ブースへ。 お茶好き的な見所は、私が見つけた限りでは2つ。 ・台湾茶協会の立ち上げ 台湾区製茶工業同業公会の重鎮の方や茶藝界の大物、有力な研究者の方など錚々たるメンバーが顧問として名前を連ねている会です。 既に会員の募集を始めているそうで、会員になると年4回ほどお茶が頒布されるのだとか。 来年秋には、台湾茶インストラクターという資格も立ち上げるようです。 講習会や研修旅行の計画もあるそうで、台湾茶情報の入手ルートとして期待ができるかもしれません。 ちょっと様子を見守りたいと思います。 ・お茶のエスプレッソマシン 華泰茶荘のブースに置いてあった、世界初という触れ込みのお茶エスプレッソマシン。 高温の蒸気の力で素早くお茶が出せるという機械です。 ジャスミンと東方美人を試飲してきましたが、1煎目からギュッと美味しさが引き出されていて、香りもしっかりと出ていました。既に実用レベルです。 エスプレッソマシンということで、「余程渋みの出るお茶になるんじゃないか?」と思っていたのですが、驚いたことに、渋みはものすごく少ないのです。ストレートでも全然美味しく頂けます。 コーヒーとお茶の2口タイプのマシンも構想にあるそうで、美味しいお茶が普通のカフェで提供されるようになる日も近いかもしれません。 #新しい機械でチューニングに苦戦しているようですが、タイミングを見計らってブースに行くと試飲できると思います。 * * * * * * この後、静岡紅茶さんのセミナーへ出席。 べにふうきの紅茶とやぶきたの紅茶を飲ませていただきました。
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