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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
先週末、中国茶インストラクター協会のお茶会を手伝い(いつものように写真班)に行きました。
今回の淹れ手のみなさんは、6人全員インストラクターコースを卒業したばかり。 デビュー戦なので、応援しようかしらと思って行ったのですが・・・ そんな必要もないくらい、茶席のレベルがものすごく高い。。。 感心してしまいました。 華泰の茶芸については、茶芸師の資格取得の印象があるからか”型にはまったものをやっている”と思われることもあるのですが、それは全くの誤解です。 たしかに茶芸師の資格取得の授業では、かなり定型的なものを練習するのですが、これはあくまで国家試験対策。 インストラクターコースでは、ひたすら「自分なりの茶芸をやりなさい」と言われます。 最初は、見よう見真似で茶席を作っていき、そのセッティングで実際に茶芸をしてみます。 その際、動作が相手に失礼になるとか、茶席のレイアウトが導線を妨げているとか、そういう明らかにおかしな点には指摘が入ります。 が、コンセプトそのものを否定されたりすることはまず無く、個人の自主性に任されています。 周りで見ている受講者も気づいたことを指摘していくのですが、指摘しつつも「なるほど、そういう手もあるか・・・」と刺激を受け、各自改善していきます。 そうこうしているうちに、最終的には、その人の背負っているバックグラウンドに大いに影響された個性的な茶席であり茶芸が作られるというわけです。 #教える方も大変だと思うんですけどねぇ。。。 今期のみなさんは、さまざまなお茶会に出かけて勉強されていたのだそうです。 たしかに最近は、あちこちでお茶会が開催され、いろいろな茶席を見ることができますから、数年前よりは遥かに勉強しやすい環境かもしれません。 なんとなく、日本での中国茶の裾野の広がりと、それによるレベルアップが感じられたお茶会でした。 それにしても、後生畏るべしです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.02 07:49:50
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