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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
タイトルは週刊新潮風にお読みください(爆)
さて、いよいよ明日に迫りました、三清茶会(さんせいちゃかい)。 初めての試みなので、 一体どんなお茶会になるのだろう? と思われている方もいると思います。 昨日、打ち合わせをしてきましたので、あらためて詳しい内容をご紹介します。 今回のお茶会は、 ”まずは三清茶を知ってもらおう” ということと ”せっかくだから、気兼ねなくみんなでお茶を飲んでもらいたいね” という2つのことを大事にしておりまして、講習会+実習スタイルでやろうと思っています。 「三清茶ってどんなものなのか?」ということを、スクリーンを使いながら、文献などを紹介しつつ、ご説明する予定です。 そもそも、三清茶に使われている材料にも、謎が多いと思うのです。 「何でこの時期に梅の花?」 「なぜ、松の実?その謂われは?」 「佛手柑ってあんまり見たことないけど、どんな形なの?」 だとか。 そういった疑問について、百大先生に解説をしてもらいます。 また、今回集まった材料は、簡さんが中国全土を駆け回って集めてきたものなので、その紹介もあると思います。 実際の淹れ方ですが、百大先生が一度実演します。 でも、見ているだけでは面白くないので、そのあと各テーブルで実際に淹れてみよう!という流れになります。 もちろん、各テーブルにはアシスタントが回りますので、ご安心ください。 三清茶は、抽出時間を変えると、風合いがものすごく変わるお茶なので、各テーブルで色々な濃さを試してみていただこうと思っています。 同様に龍井茶も、各テーブルで飲んでいただこうと思っています。 龍井茶は、3月初旬に摘まれた遂昌龍井(すいしょうろんじん)をご用意しています。 浙江省南部に温州市がありますが、そこからちょっと内陸に入ると麗水市になります。 その管轄下にある遂昌県で作られている龍井茶です。 #ちなみに遂昌県には、高さ40数メートルの”龍井瀑布”という滝もあります。 このあたりは杭州よりも温暖なので、早摘みの龍井茶の産地として有名なのです。 が、生育が早い分、2月の寒波で多くの茶畑が被害を受けてしまい、早摘みの龍井も大減産になっています。 その中で、奇跡的に被害が少なかったのが、この遂昌県のお茶なのです。 この茶葉の色が、実にいいんです(^^) フレッシュな生命力に溢れた若緑。 見ているだけで、春を感じられるような鮮やかさを持っています。 乾隆帝が、わざわざ杭州から北京に取り寄せたのは、このような色を早く見たかったからじゃないのかしら、と思うような色です。 一見の価値アリ!です。 #ですので、ここで写真はお出ししません(^^;) そんなお茶をごゆっくりと、各テーブルのペースで召し上がっていただきます。 召し上がっていただく合間には、スクリーンに写真を映して今年の茶産地の状況をお伝えします。 最近、産地を回ってこられた百大先生からの現地レポートです。 清明節に清朝当時の飲み方で、新茶の龍井茶を飲む。 春先のちょっとした贅沢をしに、ぜひ会場へお越し下さい(^^) ご予約は、本日の深夜2時まで受け付けます! <三清茶会> 日時 : 4月4日(日) 14:00~16:00 会場 : 渋谷区・笹塚区民会館(渋谷区笹塚 3-1-9) 京王線(京王新線) 笹塚駅 徒歩8分 バス[渋63][渋67][渋68][宿41][宿45]系統「笹塚中学」 2分 ハチ公バス 本町・笹塚循環 春の小川ルート「24・26 笹塚中学」 徒歩2分 持ち物: 特に必要ありません 費用 : 3,500円(お茶請け・1回分の三清茶キットのお土産付き) ※当日会場にてお支払い下さい 主催 : 今古茶籍 予約 : こちらからどうぞ ※茶葉の販売について 量は少ないのですが、今年の新茶を販売されるそうです。 ただ、現地の減産の影響を受けて、とっても高価です(いや、ホントに)。 主なものの販売価格は以下の通りです。 梅家塢龍井 5g 5,000円 獅峰龍井 5g 4,500円 新昌龍井 10g 3,800円 遂昌龍井 10g 3,200円 この値段を見ると、このお茶会って、すごく良心的な価格であることが分かると思います(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.03 12:41:24
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