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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:茶の種類・品種
暑いくらいの陽気になってきましたね~。 GanGan(ガンガン)飲むぞ Week ということで、お茶飲み強化週間といたします(^^;)
そういう厳しい環境をくぐり抜けてきたお茶の味は、さて如何に? 軽くお湯を注いで馴染ませてみると、特有の柑橘系の香りが立ちます。 個人的に、雲南毛峰は少し高めの温度でサッと出した方が持ち味が活きると思います。 渋みの成分も多く持ったお茶なので、それを避けるために低温で淹れたくもなるのですが、そうすると香り立ちが弱く、せっかくの良さが半減してしまいます。 で、淹れてみたのがこちら。 昨年の記憶と比較すると、味の成分が例年より詰まっているように感じます。甘さも強めに感じます。 飲み口は例年通りで、口当たりの柑橘系の香りと飲み終えた後のスッキリとした爽やかさは相変わらず素晴らしいものがあります。 ただ美味しいけれども固いというか、味の繋がりの滑らかさに少し欠けます。 水不足のせいなのか、やや潤いが足りず、後味として舌に渋みが一本残るような感じがあります。 生育環境の厳しさが、お茶の味に少し出ている印象です。 これが今年の気候による個性なんでしょうね。 昨年より良い・悪いということではなくて、持ち味だと思います。 味の詰まっている感じは昨年以上なので、渋みが残るからイマイチとは言い切れないのです。 * * * * * * お茶も農作物なので、気候の変動に影響を受けるのは当然のことです。 変に均一にして提供しようとせず、そのままの味で出した方が、飲み手もお茶を通じて、自然の変動を感じられるので良いのではないかと思いました。 最近、野菜が高いのは困りものですが、こういうときがあるからこそ、農作物の大切さ・ありがたみが分かると思うのです。 お茶で自然を感じてもいいじゃない ※このお茶は、こちらで入手できます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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