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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2010.06.22
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茶席のご案内を続けます。

<テーブルC>龍井茶

テーブルCは中国緑茶の王様。龍井茶をご用意しています。
産地は獅峰。明前と明後の飲みくらべができます。

このテーブルは、前半3回を田中理絵さん、後半3回を師岡洋一さんに担当いただきます。

前半を担当する田中理絵さんは、中国でお茶を勉強され、高級茶芸師も取得されています。
上海小町さんと同じ先生について勉強されていたということで、今回そのご縁でお茶を淹れていただくことになりました。
暑い季節ですので、涼を感じる茶席を考えておられるそうです。


後半を担当する師岡洋一さんは、今回、九州からお越し頂きます。
私の父ぐらいの年齢の方ですが、お茶に対しての向学心が本当に凄くて、尊敬する方でございます。
高級評茶員旅行では、私と同部屋で停電トラブルなども一緒に経験した”戦友”でもあります。

茶席や茶芸について研究されている方で、必ずテーマを持たせた茶席を作られます。
今回は沖縄の竹富島のミンサー織りを使った茶席を予定しているそうです。
これにもまた深ーい意味があるのですが、詳しくは茶席でお聞き下さい。
”なるほど~”なお話が聞けると思います。


<テーブルD>中国紅茶
テーブルDは中国紅茶。宜興紅茶と祁門紅茶をご用意しました。

淹れ手は、うらりんさんです。

この時期に紅茶?暑くない?と思いますが、テーブルコーディネートの魔術師・うらりんさんが、きっと何とかしてくれるはず(笑)

煎を重ねて飲む工夫紅茶の優しさが伝わってくるような茶席になるのではと思います。


<テーブルE>単ソウ
テーブルEは単ソウのテーブル。
特に香りを楽しんでいただける蜜蘭香をご用意しました。

淹れ手は、中国茶・紅茶教室Salon de Shantiを主宰されている磯部優子さん。

北京と香港と現地で中国茶を勉強された方で、特に香港では講師を務めていたほど。

香港風の単ソウの飲み方が見られる茶席になるのではないかと思います。


<テーブルF>白茶
テーブルFは、これからの季節に嬉しい白茶のテーブルです。
新工芸白茶と白毫銀針の2つのお茶をご用意しています。

見た目からは「白茶?」と思ってしまう、新工芸白茶の不思議な味わいと、とにかく優しい白毫銀針の旨さと姿の美しさ。
白茶の魅力満載なテーブルです。

淹れ手は、前半3回を齋藤優子さん、後半3回を荀灌(じゅんかん)さんに担当いただきます。

前半の齋藤優子さんは、地球にやさしい中国茶交流会の常連の方。
とってもお茶好きさんなので「淹れませんか?」とお声がけしたところ、快くお引き受けいただきました。
まさに、「お茶好きの作るイベント」らしいエピソードですよね(^^)

後半の荀灌さんは、中国茶インストラクターとして活躍中の方。
とっても穏やかな茶席の雰囲気を持っている方なので、碧眼猫さんから獲得指示が出まして(笑)、私がスカウトしました。

いずれの茶席も、やさしい白茶にピッタリの雰囲気なのではないかと思います。


<テーブルG>安渓de茶歌舞伎

テーブルGは、安渓のお茶を使った茶歌舞伎です。

担当するのは上海小町さん

安渓の代表的な烏龍茶である、鉄観音、本山、毛蟹、黄金桂の4種類のお茶を当ててみるという、お茶好きのココロをくすぐるテーブルです。

一番正解の多かった人は、自分の一番好みだと感じたお茶を蓋碗で淹れてもらえるそうです。

ゲーム感覚で楽しめる、楽しい茶席になるのではないかと思います。



<テーブルH>八宝茶

テーブルHは、八宝茶のテーブル。

今古茶籍の簡さんがご案内します。

八宝茶というと、どうも効能ばかりが先行して「いまいち美味しくない・・・」というものになりがちですが、研究熱心な簡さんのブレンドですから、美味しさもしっかりしています。
今回は、涼をとるお茶ということで、竹を上手に使います。
効能と味を上手くバランスさせる配合を考えてこられているそうです。

夏場を乗り切る八宝茶を見つけられる茶席になると思います。



<テーブルI>プーアール茶

テーブルIは、前回大好評だったプーアール茶のテーブルです。
淹れ手は桃猫さん

茶壺天堂さんのセレクトした2種類のプーアール生茶を飲んでいただきます。
1つは、2004年の恵曼山数百年茶樹。春の新芽を中心にした、パワーの強いお茶です。

もう1つは、1999年の易武のお茶。瑞貢天朝。
易武山のなかでも、貢茶として清朝宮廷に送られていた瑞貢天朝の古茶樹で紅印を参考に作られたものです。

2つのお茶を飲み比べていくと、プーアールの生茶が時間を経てどのように変わっていくのかが体感できると思います。
プーアールというと、カビっぽい、と思ってらっしゃる方は是非是非飲んでいただきたいお茶です。
きっと、プーアール茶への印象が一変すると思います。


と、こんな魅力的な茶席が勢揃いしております。
一部の茶席は、明日まで予約を受け付けておりますので、どうぞお早めにお申し込み下さい。
予約を取れなかった茶席については、当日券の発売を狙ってみて下さいね。

続く。







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Last updated  2010.06.22 21:21:29
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