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カテゴリ:個人的なつれづれ
すっかり「月刊ブログ」になってますね(汗)
あれこれ忙しかったのもあるんですが。。。 ・・・実は先週日曜日に祖母が旅立ちました。 * * * * * * 去年の秋、貧血がひどいというので病院に行ったら、末期ガンが判明。 貧血というのは軽視できないものだと思い知らされました。 働いていないと落ち着かない性分の祖母が、寝るだけの生活をするというのは、想像以上に大変なことだったらしく。 初めて入院した病院では、同室の人たちと上手く行かなかったこともあり、少しノイローゼ気味に。 見るに見かねて退院させ、しばらく家で過ごすことになりました。 しかし、このとき既に固形物は一切食べられず、ジュースぐらいしか口にできない生活になっていました。 痛みもひどく、モルヒネを貼りながら何とか痛みに耐える毎日。 でも、病院に戻るのがとにかく嫌だったようで、ずっと頑張っていました。 ところが、今年の2月に容態が悪化。 別の病院へ入院することになりました。 前の病院でのこともあり、祖母を病室に一人にしておくのは不安です。 うちの母を含めた四兄弟での話し合いの結果、面会時間中は、それぞれの家族の誰かが、代わりばんこに看病することになりました。 毎日2、3時間ずつ行う”四交代看病”。 会社を長期に休んだりするなど、負担は相当なものでしたが、祖母がこのような状態である以上、仕方ありません。 しかし、これには大きな効果がありました。 祖母と思い残すことなく会話ができたことと親族の結束です。 元々、兄弟仲は悪くなかったのですが、この看病通じて話をすることも増え、グッと兄弟間、そしてその家族同士の距離は縮まりました。 祖母の容態に波があったこともあり、それをくぐり抜けてくるなかでの、連帯感みたいなものもあったのだろうと思います。 祖母は、最後の約1ヶ月間、誰かが看病に来ると「兄弟仲良くするんだよ」としきりに言っていたそうです。 どうやら、祖母は自分の病気を、兄弟とその家族を結束させるための機会にしたようです。 そして、お盆でみんなが集まる日曜日。 しかも、終戦記念日を選んで旅立っていきました。 みんなが忘れようのない日です。 実に祖母らしい。 * * * * * * 孫バカかもしれませんが、祖母のいきかた(生き方・逝き方)は大したもんだったと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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