すっかり遅くなってしまいましたが、12月5日(日)、6日(月)の2日間、5回目となる地球にやさしい中国茶交流会を開催いたしました。
ご来場、応援いただきました皆様にお礼とご報告をさせていただきます。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
さて、ざっくりとで申し訳ありませんが、当日の様子をご報告させていただきます。
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恵比寿区民会館の建て替えにより、新天地となった東京都立産業貿易センター・浜松町館。
会場が「広い!」というのは、この写真をご覧いただければ、お感じいただけるかと。
2日間で約600名の方に、ご来場いただきました。
会場は、今までの区民会館とは違い、本格的な”展示場”です。
基本的に初期状態では”何もない”場所なので、電気工事業者さんに30個の電気コンセントを作ってもらうところから会場の準備を始めました。
看板などの掲示物も、私たちで作成したものです。
茶席券など会場内のあちこちに登場していた、蓋碗を使ったこのロゴマーク。
第2回と第3回の淹れ手だった、hirokoさんにデザインしてもらいました。
いろんな方に支えられての、地球にやさしい中国茶交流会です。
さて、会場内。
入ってすぐのところには、お茶の専門店が軒を連ねるフリーマーケットが広がっています。
新進気鋭のお店から、
イベントといえば!なお店や、
今までネットでしか会えなかったお店といった、出店者の方々。
さらに定番となった、茶苗&茶盆栽の他に、
中国の国際茶文化研究会が発行する現地情報満載の雑誌
名古屋のお店のお茶
などなど。
”マーケット”と呼ぶにふさわしい多彩な品揃えでした。
OZONE夏の大茶会でも、中国茶専門のお店は10店舗前後だったと思いますので、今回の出店数は、それすらも越えた?かもしれません。
今回は特にプーアール茶に強いお店が5店舗も出店しており、プーアール茶好きの方には、特に楽しんでいただけたのではないでしょうか。
さらに中国茶の普及を行う団体の協力も得て、中3階の会場ではセミナーが開催されていた他、茶席やイベントなども実施いたしました。
100円茶席広場では、工藤佳治先生がお茶のいれ方を教えてくださるセッションも。
そして、私たちの原点であるワンコイン茶席。
実は、開催前にすごく心配していたことがあります。
これだけ大きな規模になってしまうと、今までの地球にやさしい中国茶交流会にあった、独特の”ゆるーい感じ”が無くなってしまうのではないか、と。
しかし、それは全くの杞憂に終わりました。
私、最終日の日曜日に荷花さんの席について、お茶を飲むという快挙!がありました。
そこで初めて納得したのですが、ザワザワした会場の中でも、茶席に座って目線が下がると、途端に「いつもの地球にやさしい中国茶交流会」の雰囲気になったのです。
これには、主催者である私が一番ビックリしました(笑)
今回、淹れ手で参加いただいた方の多くは、今までの「地球にやさしい中国茶交流会」で淹れ手をされたり、お客様としていらっしゃった方が多く、その雰囲気をよくご存じなのですね。
なので、主催者が何を言うわけでなくとも、自分たちで考えて動いてくださり、”いつも通りの地球にやさしい中国茶交流会”をしっかりと運営してくださったというわけです。
本当に頭が下がりますし、スゴイことだと思いました。
ここまで来たか、と。
何でも「続ける」というのは大変なことなのですが、「続ける」ということは、「その場の雰囲気を一緒に感じてくださった方がどんどん増えていく」「仲間が増える」ということでもあります。
これは淹れ手やスタッフだけでなく、会場にお越しいただいたお客様にも当てはまることだと思うのです。
「地球にやさしい中国茶交流会って、こんな感じのイベントだよね」という、イメージを持ってお越しいただくからこそ、あの独特の雰囲気になるのかな、と。
そんなわけで、規模が大きくなったといえど、
お茶好きみんなで作るイベントという基本理念は全然ぶれてない。
それどころかずっと進化している。
と確信しました。
とても盛りだくさんのイベントで、あれこれ準備が追いつかないところもあり、ご迷惑をお掛けした点も多々あったと思いますが、ご来場いただいた方が
お茶って、やっぱり面白い!
とお感じいただけたのであれば、今回のイベントは成功だったのではないか、と思います。
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さて、早くも次回の開催を期待いただく声が、既にあります。
今までは半年に1回の開催で行ってきましたので、この規模の会をまた半年後に・・・と、ご期待いただくのかもしれません。
が、この規模で実施するのは、当分の間は、
”1年に1回”
としたいと思います。
というのも、今回は開催決定からの準備期間が4ヶ月ほどしかなく、主催者側でも、かなり準備不足だったと反省することが多々あります。
また、出店いただいたお店の方も、かなり慌ただしい準備になってしまい、日常業務に少しご迷惑をお掛けしたということもあります。
そうした諸々の事情を勘案して、この規模のイベントは、しばらくは”年に1回”ということにしたいと思います。
#主催者側の気力・体力が持たない、というのもかなり大きいんですが(苦笑)
とはいえ、「春の美味しい新茶をみんなで一緒に飲みたい」という気持ちもあります。
そこで、茶席だけを切り離した”小交流会”みたいなものができないかしら、とも考えています。
こちらは決まり次第、またご報告いたします。
いずれにせよ、”まだ、5回目”です。
色々な試行錯誤を続けながら、”お茶好きがお茶を自由に楽しめる場”をこれからも作って行きたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m
ご来場ありがとうございました!