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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:個人的なつれづれ
以前から、私は正体不明の人物(笑)だったと思うのですが、
先日は、ついに 「あるきちさんは一体、何者なんですか?」 という、たいへんストレートな質問を受けました(((((^^; ・・・うーん、これは弱りましたねぇ(苦笑) おそらく、疑問に思われる点を整理すると、 1.お茶屋?それとも、お茶の専門家? 2.イベントやWebサイトなど、一連の活動は何が目的でやっているの? 3.結局のところ、誰の味方なの? といったことなんだろうと思います。 これ、近くにいる方でも誤解されているケースがあるので、一度、まとめて書いておこうかと思いました。 とても長い&どうでもいい話なので、興味のある方だけ、お読みください。 お茶の専門家ではありませんまず、よく誤解されるのですが、私はお茶の専門家(研究者・指導者)ではありません。 さらにお茶屋さんでもありませんし、そういう道のプロフェッショナルになることを目指してもいません。 あくまで ”飲み手” ”消費者” というスタンスで、お茶と向き合っているつもりです。 確かにお茶について詳しく知りたいとは思っていますが、それは 本当に美味しいお茶を「選んで」「飲む」ために必要な情報を得たい と思っているだけのことです。 ごくごく一般的な消費者の気持ちだと思います。 しかし、私の場合、 現地(場合によっては産地)で、確かなものを騙されずに買いたい という無謀な目標を持ってしまったのが、間違いの始まりでした(汗) 「現地で買う」と「産地で買う」は全然違う”現地で確かなお茶を買う”が”現地のお茶屋さんで確かなお茶を買う”を意味するのなら、これは消費者にとって難しいことではありません。 現地のお茶屋さんには、お茶屋さんの選んだ「商品」が並んでいます。 良心的なお茶屋さんなら、店の名に恥じない商品を厳選して並べているであろうと、推測されます。 つまり、店選びをしっかりすれば、言葉の問題は多少あるでしょうが、かなりの確率で良いお茶にありつけます。 あとは実際に出かけてみて、試飲。 予算と相談しながら、お気に入りのお茶をあれこれ見つける作業は、とても楽しいものです。 もちろん多少のコツは必要ですが、「現地で買う」は、消費者にとって全く難しいことではありません。 #ただし、業者さんの「仕入れ」となれば、話はまったく別ですよ~ 「産地で買う」ということが、”産地で買う”(特に”農家で買う”)ということになると、これは次元の違う話です。 なぜなら、そこにあるのは選ばれた「商品」ではなく、できあがったばかりの半製品ならぬ「半商品」であることが多いからです。 お店というフィルターを通してない分、産地で買うのは難しいんです。 一度でも騙されると、非常に悔しいですよねぇ。。。 ↑負けず嫌いはこういう時に損します。 もちろん、茶産地訪問は勉強や観光のためなら、とても楽しいものです。 現地の景色や風土を知り、お茶づくりの苦労や面白さを知っていると、飲むお茶の美味しさもひとしおですし、愛着が湧きます。 実に楽しく有意義なので、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいと思います。 が、”産地で騙されずに買う”という目標をクリアするには、現地で買い付けをする方々並みのことまで勉強しなきゃいけないのです。 冷静に考えるととても一般消費者が首を突っ込むべき領域ではありませんでした(汗) しかし、誰も教えてくれないから、その世界に迷い込んでしまった。 途中で 「どうも雲行きが怪しい・・・」 と気づいてはいたのですが、 「引き返すのもなんだし、色々面白いし」 と進み続けたら、現在に至ってしまった・・・というのが、ホントのところです。 おかげさまで、お茶屋さんでお茶を買うのに不自由はしなくなりました(笑) #逆に「何者?」のように、警戒されて不自由さを感じることはありますが。 カッコ良くいえば、目指すところは「プロの飲み手」ですね。 続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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