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テーマ:オール台湾!(1574)
カテゴリ:旅行
台湾2日目。
今日は台南の郊外へ向かいます。 目的地は、烏山頭水庫。 日本統治時代につくられたダムです。 詳しいことはこちらで→Wikipedia 個人的には今回の旅行のハイライトです。 出発点は台南駅。 日本時代の駅舎をそのまま使っています。 風格がありますね~。 荷物は効率を考え、駅の行李房に預けることにしました。 行李房は台湾のちょっと大きな駅にある手荷物預かり所です。 台南の駅の行李房はちょっと分かりにくいところにありますが、旅行者には便利です。 電車で向かう先は、こちら。 ローカル線で北に30分ほど行ったところにある隆田駅です。 烏山頭水庫に行くには、ここが最寄り駅となります。 車窓には、水田の広がるのどかな風景が広がります。 ときどき、袋のかかった実のついた樹を見かけます。マンゴーです。 台南市の玉井はマンゴーの産地として有名ですからね~。 #昨年末に台南縣は廃止され、台南市に編入されています。 そうこうしているうちに、隆田駅に到着です。 なかなか趣のある駅舎ですね(^^)
・・・まあ、ローカルな駅ですから、こういう情報が無くても、仕方無いです(^^;) ここで入場料を徴収されます。200元とのこと。 タクシーに乗る時に、特に何も言わなかったのですが、ドライバーさんが中まで案内してくれるようです。これは大正解でした。 公園の中は結構広くて、しかも暑いので、歩いて回っていたら日射病でダウンしてたかもしれません(^^;) このダムを設計し、工事を指揮した八田與一技師の像。 そして、ご夫婦と他の技師の方のお墓のある場所です。 ここで墓前に手を合わせます。 八田技師は、日本ではあまり知られていない方ですが、台湾では教科書に出てくるぐらいに有名な方です。 その功績や仕事ぶりを知ると、まさに「偉人」だと思います。 またまた→Wikipedia 地元の人たちのために懸命に知恵を絞って働くという、プロフェッショナルの鑑です。 こういう人物が出るから、日本世代の人たちからも、「日本の教育は素晴らしかった」と言われるわけです。 #これは、戦前の”道徳的な面の”教育が良かった、と言う意味ですが。 ちなみに銅像の視線の先に見えるのが、烏山頭水庫です。
昨今の日本では「ダム」というと「悪」「利権」のようなキーワードしか浮かんできませんが、このダムは対極にあります。 続いて、車でダムの反対側へ回ってみます。 遠くに見えるのが水門です。 ただ、随分と水位が低いようです。 運転手さんに聞いてみると、今年は雨が少なかったこともあり、水が随分少ないんだそうです。 続いて行った場所に吊り橋があります。 これはもう一本の放水路の上に架かっている橋なのですが、 ご覧の通り、干上がってました。 水不足のため一本しか放水できないのだそうです。 この後、公園内にある記念館に向かいます。 続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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