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テーマ:オール台湾!(1574)
カテゴリ:旅行
続いてドライバーさんが案内してくれたのは、八田技師紀念室。 こちらでは、八田技師に関しての様々な資料が展示されています。 なお、現在、烏山頭水庫とその灌漑施設全体を世界遺産として登録しよう!という運動が行われています。 この紀念室に署名用の台帳があったので、署名してきました。 住所を書きましたら、紀念室の小姐に「千葉県は地震は大丈夫だったのか?」と聞かれました。 今回の台湾旅行では、あちこちで日本の震災を心配して下さる方にお会いしました。 ありがたいことです。 それにしても、ここの展示室、日本人の方の来場が多いようです。 署名の年齢欄を見る限り、年配の方ばかりですが。。。 私が行った日も「さっき宮崎県の人たちが来ていた」と小姐が言ってました。 ちなみに紀念室では、おみやげも売ってます。 小姐によれば、日本人に人気なのは、この地域で作られたお米と、記念切手セットだとのこと。 ・・・もれなく購入してしまいました(^^;) このお米、真空パックになっていて300gずつ違うタイプのお米が2つ入っています。 ちょっと重いですが、なかなかイイ線行ってるお土産品だと思いました。 紀念室の下は、水門になっていています。 水が少ないとはいえ、ものすごい勢いで出てきてますね。 このあとゲートを出て、今年の5月8日にオープンしたばかりの紀念公園に連れて行ってもらいました。 入口に入る前に、手にスタンプを押してもらいます。 これが入場許可になるみたいです。 私が行った時は、オープンから1ヶ月ほど経った時点でしたが、まだまだ工事中のところもありました。 「とりあえず、オープンセレモニーには間に合わせましたけど、何か?」的な台湾らしい感じでありました(^^;) 真新しいインフォメーションセンターがあります。 こちらの中にも、八田技師の資料や紹介、ゆかりのものなどが展示されています。 映像を流す部屋もありました。 そして、どうやらこの公園のメインとなるのが、当時の日本家屋を再現したもののようです。 一部の家屋は中も公開されているようですが、参観方法が色々決まっているようで、事前にチェックが必要です。 私は、時間帯が悪く、外から見るだけでした...orz こちら、八田技師のお宅。 他のところより、やや広いです。 あとで左側の書斎部分を増築したためだそうです。 基礎しか残っていなかったので、日本の遺族の方を訪ねて、当時の写真やスケッチを入手して復元したのだとか。 それから、こちらは赤堀技師のお宅。 こちらは阿部さんのお宅。 そして、こちらは田中さんと市川さんのお宅。 二世帯住宅です。 と、こんな感じです。 さて、内部の見学などは、どうなっているのでしょうか? このような立て看板を見つけたので、翻訳してみましょう。 あくまで、2011年6月10日現在の情報です。ご承知おき下さい。 <注意事項> 1.只今、プレオープン期間につき、無料で参観できます(将来的には有料になるということでしょうか)。 2.公園内には一般車両は入れません。 3.住宅は、一度に5人まで屋内を参観できます。スタッフの指示に従って行動して下さい。 4.室内では大声で騒いだり、飲食、喫煙は禁止です。 5.建物を保護するため、窓や手すりに寄りかからないで下さい。 6.屋内の家具や物品に手を触れないで下さい。 <参観要領> 【開園時間】 火曜日から日曜日までの午前9時から午後5時までです。 12:00~13:30は休憩時間です。 月曜日は休館日です。 【ガイドサービス】 現場で予約を受け付けます。当日開放されている住宅のものが主で、毎回30分です。 午前の部:10時~10時30分 午後の部: 3時~ 3時30分 【各住宅の庭園の開放参観について】輪番制です 毎月第1週~第2週 赤堀宅庭園 毎月第3週 田中及市川宅庭園 毎月第4週 阿部宅庭園 (屋内は、ガイドサービスの時間帯のみ参観できます) 【インフォメーションセンターのマルチメディア放映時間】 9時30分~11時30分 14時00分~16時00分 とのことです。 どうも、私の行った時間はお昼にかかっていたので、最悪の時間帯だったようです(((((^^; 色々制限はありますが、そのうち良くなるのではないでしょうか。おそらく。 ちなみに、この公園の前の通りは、「八田路」という名前になっています。 烏山頭水庫、1時間ほどの滞在でしたが、十分楽しめました。 タクシーの運転手さんも良い人でしたので、ちょっとお釣りを多めにあげましたw 烏山頭水庫は、台湾と日本の関わりを知った方には有名な場所であり、折角だから行ってみたいという方も多いと思います。 が、色々な観光ガイドやWebサイトで行き方を見ると、「台南から車で1時間」とか平気で書いてあり、一般の観光客にはハードルの高いイメージだったかと思います。 が、ご覧の通り、電車+タクシーで簡単に行くことができます。 私の場合、台南からの往復電車賃+タクシー代+チップ+入場料の合計を考えても1000元かかりませんでした。 台南を起点とした、ちょっとした小旅行に良いルートではないでしょうか(^^) さて、予定よりも早めに見学が終わったので、台南に戻って食事をすることにしました。 せっかくなので、海に近い安平まで足を伸ばしてみたいと思います。 続く。 以下、八田與一関連です。興味のある方はぜひ。 【送料無料】台湾を愛した日本人
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Last updated
2011.07.07 23:18:12
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