随分時間が経ってしまいましたが、地球にやさしい中国茶交流会のお疲れさま会(恒例行事)を行いました。
地球にやさしい中国茶交流会は、さまざまな方のお力で成り立っています。
その中でも、お茶好きなボランティアスタッフの方々の献身的な協力無しには、イベントが運営できません。
本来ならば、スタッフや淹れ手のみなさんは、
「朝から晩まで、どっぷりと茶席やイベントを楽しみたい!」
というぐらいにディープなお茶好きさんたちばかりなのですが、そこをグッとこらえて、お手伝いをいただいております。
それもこれも、”お茶好きが楽しくお茶を飲める場所をつくる”という交流会の目的に賛同いただけているからこそ。
本当に、頭が下がります。
お疲れさま会は、当日はスタッフ同士もあれこれ忙しく、会話も少ないので、この機会に色々お話ししましょう!という会です。
せっかくの茶縁ですので、それを深めようかと。
と同時に、反省会でもあり、次回へ向けての作戦会議ともなっています。
今回も色々な意見、アイデア、時には妄想(笑)が飛び交う会でありました。
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さて、地球にやさしい中国茶交流会は、今まで半年に1回というペースで開催してきました。
が、今年は10月20日・21日の大茶会一本に絞ります。
このイベントを恵比寿で始めた頃は、東京近郊でも中国茶のお茶会というのは少なく、まだ珍しい状況でした。
しかし、ここ2年ほどで、環境はだいぶ変わっています。
お茶会シーズンの週末ともなれば、あちこちで様々なスタイルの中国茶イベントが開催されています。
関東圏のお茶好き人口を考えると、やや多すぎるぐらいかも、と思います。
一方で、地球にやさしい中国茶交流会の醍醐味の一つは、お茶好きさんたちの”お茶好きエネルギー”が会場でドカンと爆発。
それによって生まれる熱気の中で、色々なイベントが繰り広げられるところにあるのではないかと思います。
おかげさまで浜松町での開催も2回目となり、協力して下さるお店、団体、先生方も増えてきました。
ここまで来ますと、
”来場者の期待を裏切らない、年に1回の大きな中国茶イベント”
という方向性を強めた方が良いのかも、と思いました。
そう思った理由は、第7回でお茶好きさんたちの”進化”を感じたからです。
もちろん、初心者の方も大勢いらっしゃっていただけているのですが、勉強された方も増えています。
たとえば、100円茶席で「台東の鉄観音です」とお淹れすると、「え、木柵ではないのですか?」という回答がフツーに返ってきます。
ここ数年で、お茶好きさんの知識水準、確実に上がってます。
”一歩先行く内容”を求める方も増えているとなれば、それに応えるにはそれなりの準備が必要です。
たとえば、セミナーの内容も、今まで以上に作り込まないといけません。
年に1回の開催ならば、準備にある程度時間をかけられますので、より良い茶席、より良いセミナー、より良いイベントを考えられるのではと思います。
また、出店店舗さんも時間をかけて準備することができますので、お買い物もより楽しんでいただけるのではないかと。
会場の大きさと協力する方々の多彩さをもっと活かしたイベントにするため、年に1回の開催としたいのです。
お待ちいただくぶん、「やっぱり、地球にやさしい中国茶交流会はいいね!」と誰にでも言っていただけるような会にしていきたいと思います。
ちょっとお待たせしますが、どうぞ10月をお楽しみに!(^^)