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テーマ:☆ お茶好き ☆(800)
カテゴリ:お茶にかかわる本・雑誌
先日のシンポジウムで知り、読まねばと思っていた本です。 読書感想画中央コンクールの中学生・高校生向け推薦図書に選ばれていた本だそうです。 図書館などでは「児童書」のコーナーに置かれています。 そのせいかルビが振られていたり、文字が開かれていることも多いです。 が、中には漢語表現であったり、ある程度の歴史的知識を前提とした問いかけもあるので、なんとも対象読者層が掴みにくい本ではあります。 では、ちょっと詳しめに内容をご紹介しましょう。 第1章は「紅茶のルーツをさぐる」ということで、おなじみの「CHA」と「TEA」の話やインドの紅茶の話などが記載されています。 お茶にディープに関わっている諸姉諸兄には、食い足りない部分もあるでしょうが、中高生向けに書かれた内容と考えると、シンプルで良いと思います。 紅茶と緑茶が同じチャノキから作られているということすらも、なかなか知られていないことですから。 第2章は「紅茶の流行の始まり」。 第3章は「紅茶が動かした大英帝国」。イギリス東インド会社によるアジア進出の様子とお茶の関わりについての章です。 第4章は「アメリカ人と紅茶」。
第5章は「ワカマツ・ティー・コロニー」。
それにしても、1980年初版ながら、以後出版された色々な本の土台になっている「茶の世界史」という本は、あらためて良い本であると思いました。 新書だからといって、侮れないお茶好きの必読書です。 【送料無料】茶の世界史 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.03 11:02:31
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