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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2012.03.06
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今年もFOODEXに行ってきました。
そろそろ、「今年はパスしようか」と思っていたのですが、招待券をいただいたので、つい。

午後から約4時間ほどの滞在でしたが、その間、2本のセミナーだったり、色々な方にバッタリ会って話し込んだりしたので、あまり回れていません。
が、ざざっと駆け足で様子をご紹介しましょう。
#撮影禁止なので、写真は原則無いです。


セミナー「日本紅茶のパイオニア!その魅力にせまる」

会場に着いて、真っ直ぐ向かったのが静岡紅茶さんのセミナー。
バッタリと昨日の夜まで一緒に会議をしていたSさんと同席しました(驚)

セミナーといっても、少人数でテーブルを囲んで、さながらお茶会の雰囲気。
社長さん自ら、お茶を淹れて紹介して下さいました。
居並ぶみなさんは、お茶のインストラクターの方だったり、メーカーの研究者の方だったりして、かなりの強者揃いという感じでした(笑)
#まあ、業界関係者のみのイベントなので、必然的にそうなるんですが。

静岡紅茶さんは、目指す方向性がハッキリされています。
それは、日本のお茶で世界に通用する紅茶を作るということ。

国内の紅茶品種に含まれる香気成分の分析結果なども紹介下さいましたが、成分自体には遜色ないとのこと。
日本のお茶にも可能性があるとおっしゃっていました。
あとはどうやって、この成分を引き出すかで、それを懸命に研究されているのだそうです。

今回は、徳之島や沖縄産の紅茶もブレンドしたサウスブリーズという新商品や、べにふうきの紅茶の他、なぜか日本茶も。
蒼風というお茶も飲ませてもらいました。かなりインパクトのあるお茶で、ちょっとビックリ。

時間切れで、茶葉の香りだけになってしまいましたが、橘をアールグレイ仕立てにしたお茶もありました。
香りが非常に良かったので、これは機会があったら、ちょっと買い求めてみたいお茶です。

それにしても、社長さん、一生懸命お茶の研究を進めておられるようです。
2年前に伺った時から、ぐぐっとレベルアップしていた印象でした。

お茶の新しい可能性を広げる試みとして、ぜひ応援していきたいと思います。

静岡紅茶

ホール6の「SEKAI KIZUNA」ブースで出展されています。


続いて、お茶関連ブースをフラフラと。

世界緑茶協会のブースでは、来年開催予定の世界お茶まつり2013の紹介とお茶コンテスト受賞茶の紹介をされていました。

また、先日の地球にやさしい中国茶交流会にもご協力いただいた、ふじのくに山のお茶100選の方々も。
峰の十字星というお茶を飲ませていただき、少しお話ししました。
凍頂烏龍茶のような良い香りのお茶を目指しているとのことでした。

日本の茶産地でも、色々な取り組みをされています。
ぜひぜひ応援したいです。

続いて、台湾ブースへ。
お茶屋さんは、いつもの顔ぶれな感じでしたが、台湾ブースのつくりが随分垢抜けた感じになっていました。
結構、予算使ったなぁ、という印象でした。
#前の職場は、展示会に出展したり、主催もしてましたので、なんとなく様子は分かります。

そうこうしているうちに、台湾茶セミナーの時間になったので、会場へ移動。


セミナー「台湾名茶発表会」

iPhoneでパシャリ



こちらも最近数年は、ずっと参加しております。
60~70人ぐらい入る会場が、ほぼ満席に近い状態。驚くべき人気です。
会場をぐるりと見渡すと、顔見知りの方もチラホラw

例年のごとく、来賓の紹介と理事長の許正清さんの講演があり、そして黄正敏さんが登場。
幸か不幸か?演壇正面の席に陣取ってしまったので、一生懸命、話を聞きながらリアクションしてました。
講演のノリは、最前列のお客さんのリアクションで決まりますからね。責任重大デス。

今年は、清香型の烏龍茶(台湾烏龍茶)、包種茶、白毫烏龍茶、焙煎型の烏龍茶(焙香烏龍茶)、そして紅玉紅茶の5種類が出てきました。
紅玉は、おおげさなぐらいにメンソールな感じでした。
「紅玉は今は量が無いから烏龍茶より高い!」と黄さん。

5種類のお茶を1つずつ出していき、それを淹れている間、黄さんのお話が色々と。
その後、例年通り、質問をすればお茶がもらえる形式の質疑応答だったのですが、ここでも黄さんがズバズバと、時には質問に関係のないところまでしゃべり始める、さながら黄さん独演会状態でありました(笑)

「日本統治時代に日本国内よりも早く茶業伝習所が作られ、2年間の勉強をさせてくれた。それほど、日本は台湾でのお茶の生産に力を入れていた」という話だとか、「お茶の1煎目は捨てない。あれは茶芸の間を持たせるためのもので、お茶の繊維質などは1煎目にいちばん出る」というような話など色々と。

それにしても、いつもそうなんですが、黄さんの話を聞いていると、お茶のマーケットはどういう方向に行けば、生産者、流通業者、消費者、それから専門家などが上手くバランスできるのかを考えさせられます。
流通業者の立場から行くと、お茶の産地だの細かな違いにこだわるのは(在庫が無尽蔵に増えるので)勘弁してくれ、ということになるのですが、消費者の立場から見ると、それでは面白くない、と感じる人もいるわけで。

黄さんは日本の農協のシステムが良い。台湾の農家が自分で作って自分で売るみたいなことをやっているのは、ダメだと言ってましたが、うーん、それはどうなんだろうか、とか。
この辺は、やっぱり、まだ結論が出ませんね。みんなが満足できるような、仕組みができれば、日本のお茶の世界も一気に開けると思うのですが。
#この辺は、農水省の文書を読んでも、全く見えていないと思います。


ちなみに今年のおみやげは、焙香烏龍茶のティーバッグにお茶紹介DVD、それからカレンダーと茶産地紹介のポスターでした。



セミナー後、中国ブースをぐるりと一巡り。
こちらもブースづくりは、随分、垢抜けてきた感じでした。

しかしながら、いつものやる気のない雰囲気は健在です(笑)

お茶屋さんは、福建のあたりのお茶屋さんが結構出てきていました。
例年と違うのは、中国茶業界の”ブランド育成”という流れからなのか、オリジナルの缶・パッケージにこだわった業者さんが増えていたことです。

問題は、その売り方が日本のマーケットに合致するかですが、難しいでしょうねぇ。


以上、駆け足で回ってきました。

業者さん向けのイベントですので、なんとなく業界が分かる感じのイベントです。
いろんな動きはあるけど、なかなか繋がっていかない。
そんな印象を、今年も持ちました。
どこかに突破口があるはずなんですけど、まだしばらくは雌伏の時でしょうか。

 






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Last updated  2012.03.07 02:12:02
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