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カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
現代喫茶人の会主催の「一人一席春のティーパーティー」に行ってきました。
会場は、府中市郷土の森博物館の中にある、県木園という広場。 郷土の森は駅から離れているので、分倍河原駅からバスを利用しました。 ※文末に詳細なアクセス&バス時刻表を掲載します。 博物館&公園の入園料200円也を入口のゲートで支払って、公園内に入ります。 ここは博物館の他、古い建物などが移築されていて、見ることができるようです 建物好きには楽しいですね。 他、プラネタリウムなどもあるようです。 軽食を出すお店もあるので、一日いられる公園のようです。 あちこちに会場までの案内板があります。 公園内では桜こそありませんが、ゆったりとしていて、お散歩にはちょうど良いかも。 テクテクと、歩いていくと会場に到着。 入口のところで、茶席券(1席300円、5席1300円)を購入します。 私は午後からだったので、3席分の茶席券を購入しました。 広場の中には、10あまりの茶席が設けられています。 とくに開始時間などは決まっていないようなので、ちょっと興味のありそうな席に行って声をかけてみると良いのではないでしょうか。 会場に着くと、まうぞうさんとkabuさんがいらっしゃったので、流れでタイの烏龍茶席へw All Aboutでも紹介されていた、翠峰銘茶の宮崎さんです。 娘さんの引っ越しとタイミングが重なり、今回参加できたのだそうです。 飲ませていただいたのは、パパイヤ葉茶と金萱烏龍茶、台茶17号の3種類。 パパイヤ葉茶は、青っぽいお茶ですが、健康に良い成分がたくさん入っているのだとか。 まず金萱を飲ませていただいたのですが、とても滑らかな口当たり。 香りもきちんと出ていて、製茶技術がかなり高いのではないかと思いました。 飲んだ後の余韻の部分で「あれ、なんか違う」と感じるのですが、よほど飲み慣れた方でないと、分からないかと。 生産量も驚くほど多いので、台湾向けの輸出も多いのではないかと思います。 続いて台茶17号・白鷺。 この品種は、台湾では紅茶や東方美人に使われることが多いのですが、こちらでは清香系の烏龍茶に仕立てています。 やや青っぽさはありますが、品種の個性を嫌みにならない程度に香りに変化させてあり、なかなかの品質だと思います。 いやはや、環境もさることながら、タイの烏龍茶の製造技術はかなり熟成されてきているなあと思いました。 国民党の歴史的な経緯もあるので、侮れない実力です。 続いて、マテ茶の茶席へ。 まずはハーブ水で飲むスタイルのお茶をいただきました。 粉っぽいお茶を上手に飲むための方法などを教えてもらいつつ、マテ茶言葉なるものを教えていただきました。 マテ茶に何かを加えたり、提供する温度を変えることで、相手に自分の気持ちを伝えるという習慣があるのだそうです。 続いて、マテ茶と砂糖でカラメルを作り、それを水と牛乳で溶いて飲むお茶を。 ミルクキャラメルを溶いたようなお茶に仕上がっており、子供が喜びそうな風合いのお茶でした。 これでミネラル分も取れると非常にいいですねぇ。 とくに今日は風が冷たかったので、温かいお茶はありがたく感じます。 テーブルには、川谷先生のマテ茶グッズコレクションも多数。 お茶もさることながら、ちょっとしたミニ講義のように、いろいろと教えてもらえる茶席でした。 続いて、現代茶席研究会のお席へ。 清水茶寮さんの奥伊勢の焙じ番茶を淹れていただきました。 飲んだ後の清涼感があり、スッキリとした焙じ番茶でした。 さて、全体的に見ると、「中国茶勢は、なんでこんなに強くなっちゃったの?」と(笑) フリースタイルでお茶を淹れる&この形式の茶席運営に慣れている方が多いからか、中国茶絡みの茶席が目立ちました。 他、時間の関係で回れませんでしたが、エコ茶会でお馴染みの極楽天山さんやとおこさん姉妹などもお茶淹れをされていました。 このイベント、明日も開催しているそうです。 いろいろなお茶が飲めますので、防寒対策をしっかりしてお出かけ下さい。 耳寄り情報としては、まうぞうさんが、台湾茶以外のお茶を淹れるらしい!?です(笑) 一人一席春のティーパーティー ※バスでのアクセス 京王線・南武線の分倍河原(ぶばいがわら)駅を起点にするといいかもしれません。 改札を出て、右方向に進むと歩道橋のようなものになり、そこに案内が出ています。 バスは30分に1本出ています。 ↓時刻表はこちら。 毎時20分と50分発です。 バスは後ろから乗って前で降りる整理券式。パスモも使えます。 料金は170円で、10分弱で「郷土の森正門前」バス停に到着です。 到着したら、通りの反対側にある博物館ゲートに向かいます。 ゲート脇の入場券売場で200円のチケットを購入し、中へ進みましょう。 案内板に従って進んで行くと、会場へ着きます。 会場入口にある受付で、全席共通の茶席券を購入します。 予約や開始時間の決まりはないようですので、気になる席があったら、近づいていって席主の方に声をかけましょう。 大変シンプルに運営されています。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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