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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2012.05.01
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ちょっと暑いぐらいだった日曜日。
春風秋月さんのお茶会に行ってきました。

ワンコインお茶席ということで、3席1,500円。
超高騰気味の中国緑茶を存分に楽しめてこの値段は破格デス。

最初に、香音さんの席で碧螺春と西湖龍井を。
フカフカの産毛が印象的な碧螺春はじっくりと低温のお湯で抽出。

碧螺春の茶水


産毛がきらきら浮いて、甘みがたっぷりと出ていました。

続いて、龍井。
こちらはやや温度を上げて香りを引き出し、キリッとした味わい。

龍井の茶殻


小さな芽が印象的。さすが新茶ですw
淹れ方を変えて提供してもらうことで、中国緑茶の双璧が楽しめました。


続きまして、ちょしさん席へ。

ちょしさん席


最初にちょっと珍しい狗腦貢茶を。

狗脳貢茶


湖南省の狗腦山で作られているお茶だとのことです。
歴史的な謂われも色々あるお茶のようですが、初めて飲みます。

狗脳貢茶を淹れているところ


内陸のお茶ということで、ちょっとクセのある中国緑茶かと思って飲んでみたら、意外や意外、非常に柔らかな口当たりのお茶でした。
余韻も長く続いて、なかなか美味しいです。良いお茶ですね。


続いて、金奨恵明を。

金奨恵明


何ですか、この細かさはw
これは本当の一番摘みのお茶かもしれません。

金奨恵明を淹れているところ



味はとても繊細なのですが、ものすごい力のあるお茶です。
ぐわわわーん、と身体に響く感じでした。
美味しいを飛び越して、凄いお茶です。

それにしても、いまさら言うのも何ですが、ちょしさんの淹れ方はさすがです。
一見、何気ない動作に見えるのですが、お湯の落とし方一つをとってもノウハウと経験の結晶ですね。
簡単にできることではありません(少なくとも、私には無理・笑)。

香音さんもちょしさんも、地球にやさしい中国茶交流会はスゴイ淹れ手の方々に協力していただいているんだなあと、改めて感じました。
#考えてみたら、きちんと茶席についてお茶を淹れてもらうのは、今回が初めてでしたw エコ茶会ではいつも座れないもので・・・(^^;)


最後に、店主・高さんの席へ。

高さんの席


こちらでは恩施玉露を中国式と煎茶の淹れ方で淹れ、味を比較するという試みでした。
恩施玉露は中国緑茶では非常に珍しい蒸青緑茶(蒸し製緑茶)です。

恩施玉露



中国式で淹れると、あっさりと渋み少なめに入ります。
一方、煎茶の方式で淹れると、渋みの中に甘さと旨みが隠れているという感じに入ります。
一瞬、日本の緑茶かと思うほど、同じような味・雰囲気になります。


これ、お茶の美味しさに対しての日中の考え方がそのまま表れているなあと思いました。

中国はとにかく渋みや苦みというのを出さず、甘み・旨みのみを追求しています。
評茶の表現でも渋み、苦みはマイナス評価の言葉です。

ところが、日本の場合はお茶の苦みや渋みの中に、甘みと旨みが含まれることをもって良しとする傾向があります。
甘みや旨みだけでは、ちょっと物足りないと感じてしまうのが、日本のお茶に対しての一般的な感覚かと思います。

そういう、お茶に対してのあるべき像の違いというのが、製法や淹れ方に出るのよね、ということを改めて認識できる面白い試みでした。

 

というわけで、どのお茶も全く手抜きのない良いお茶ばかりで、大満足の会でありました。
多少、緑茶酔いはしましたが(^^;)
#多分、金奨恵明のせいです。こういう強いお茶は、身体に弱いところ・疲れているところがあるとてきめんに来ます。

こうしたお茶会は、春風秋月さんで定期的に開かれているようですので、ご興味のある方はWebサイトを定期的にチェックしてみて下さいね。

 

春風秋月


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3連休はお茶会満喫でした♪






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Last updated  2012.05.02 02:15:53
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