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テーマ:オール台湾!(1574)
カテゴリ:旅行
さて、それでは猫村へ参りましょう。
いわゆる猫村と言われているところは、駅の反対側にあります。 候[石同]駅は、駅の規模こそ大きくないのですが様々な線路が入っているので、ちょいと長い跨線橋を越えてゆきます。 跨線橋の両側には、猫のイラストが描かれています。 このイラストレーターさんたちの貢献は相当なものだと思います。 ただ、猫がいるだけではなく、こういうイラストがあちこちにあることで、なんとなく村の雰囲気が作られています。 跨線橋を渡りきって、階段を上がってゆくと、早速、第一村猫、発見! ボランティアの方が餌をやっていたみたいです。 ちょっとあたりを見回すと、猫がいるわ、いるわ。 うーん、あちこちに猫がいますね(^^;) 駅の方を撮った写真がこちら。 パノラマにするとこんな感じ。 候[石同]は、川に沿った山あいの街です。 駅の反対側で見て来た川と線路が谷底で、両側に山が迫ります。 猫村は、線路に沿って山に張りつくように横に伸びた集落です。 見た感じでは、その長さは500mぐらいで、高低差は30mぐらいでしょうか。 決して大きな集落ではありません。 そこの一般家庭の庭というか軒先に、猫がたくさんいます。 人が来るのに慣れているのか、猫たちは非常に気ままでリラックスしております。 ほとんどがノラ猫もしくはノラ猫出身の飼い猫なので、”美猫”な感じではありませんが、純朴そうな猫たちです。 こうした猫たちを、観光客は静かにカメラを向けて撮影したり、じっと眺めているという、非常に不思議な場所です。 「静かに見学」というのは、ここでは非常に大切なことで。 道が整備されているわけでもないので、洗濯物が干してある民家の軒先を縫うようにして、観光客は移動していきます。 かなりディープに地元の方の生活スペースの中に入り込ませてもらうので、節度ある行動が求められます。 中には、地元の方が飼っているペット(リス)などもいるのですが、こういうものを撮影してはダメです。 撮影しようとしていた若者が地元の方に怒られてました。 とにかく住民の方の生活スペースへカメラを向ける・覗き込むのは御法度です。 ここでは「自分が住民だったら、どう感じるか」を想像しながら行動することが求められます。 多くの住民の方は観光客を受け入れて下さっていますが、中には反対をしている方もいるようです。 猫好き観光客が来ているからといって、それで住民が潤っているわけではないのですから、当然の反応です。 というか、騒がしいだけにも関わらず、多くの民家が受け入れてくれているのは、奇跡に近いと思います。 住民の方の厚意とボランティアの熱意、そして来る人のマナーで支えられているのが、この猫村なのです。 ルールを守れない人は行くべきではないと思います。 反対している方の家には「立ち入り禁止」の看板が出ていたりします。 そういうところには、絶対に立ち入らないようにしましょう。 猫村は山の斜面に続いています。 私はまず駅を背にして左手の方へ進んで行き、山の上の方にあるカフェ(あちこちに看板が出ています)を目指しました。
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Last updated
2012.07.26 21:07:09
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