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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2013.03.03
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”2012年中国茶の本シリーズ”の延長戦。これで本当に最後です。

陸羽『茶経』の研究
陸羽『茶経』の研究


2011年9月の世界茶文化学術研究会の第1回研究会でテーマになった「陸羽と『茶経』」。
そのときの発表内容を元にした論文で構成されている本だそうです。

日中の研究者が多数参加したものなので、目次を見るだけでも、かなり面白そうなテーマが並んでいます。
転記しますと、

I 陸羽『茶経』の研究

陸羽その人物と業績 ・・・ 姚 国坤
『茶経』に関する発生学的研究-隠逸と茶 ・・・ 関 剣平
陸羽『茶経』の歴史的影響と意義 ・・・ 沈 冬梅
唐代陸羽『茶経』の経典化の過程について-学術の伝播と需要の観点より見て ・・・ 余 悦
『茶経』の用字に関して ・・・ 高橋 忠彦
唐代における茶葉の種類及びその加工に関する研究-主に陸羽『茶経』に拠って ・・・ 程 啓坤
陸羽の『茶経』に見える地方の茶と現代東アジアの茶生産 ・・・ 中村羊一郎

II 『茶経』と日本

古代日本における『茶経』の影響 ・・・ 中村 修也
陸羽の『茶経』と岡倉天心の『茶の本』 ・・・ 熊倉 功夫

III 史料

『茶経』原文と訓読 ・・・ 高橋 忠彦


内容的にはどれも専門的な論文なので、読む上ではある程度の基礎知識(茶経を通読したことがある程度)を必要とします。
が、この本を読むと、茶経の内容がさらに膨らみを持って理解できる気がします。

最初の2編は、陸羽の「生い立ち」や「人となり」を明らかにしています。
これを読むと、茶経が持っている独特のトーンの理由が分かる気がします。

次の2編は『茶経』という書物が与えた影響とその伝わり方の様子を客観的に論じています。
ややもすると陸羽および『茶経』は神聖化されている部分があるのですが、そうなるに至った考察は面白いと思います。


・・・と、こうした読み応えのある論文が多数収録されています。
最後の章は『茶経』の原文と訓読もついているので、まさに『茶経』を丸ごと読み尽くせる本です。
興味のある方には、宝物のような一冊になるやもしれません。



陸羽『茶経』の研究
熊倉功夫・程啓坤 編
宮帯出版社
ISBN:978-4863668614




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Last updated  2013.03.03 17:55:01
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