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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2013.05.09
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世界お茶まつり2013看板


GW後半に静岡で開催された世界お茶まつり2013に行ってきました。

3年に1度開催される世界お茶まつりは、今年は5月2日~5日の「春の祭典」と11月7日~10日の「秋の祭典」の2部構成になっています。

世界お茶まつりの会場といえば、東静岡駅前にあるグランシップが思い浮かびます。
が、「春の祭典」は、茶畑のど真ん中にある富士山静岡空港と島田市お茶の郷を中心に、県内各所で開催されました。

私が静岡入りした5月2日は、八十八夜。
天気もとても良く、あちこちの茶畑で新芽が萌えていました。
#それを見た、お茶好きもかなり”萌え”てました(^^;)


晴天!

晴天!


さて、私の本来のスケジュールでは、2日は見学、3日に少しお話、という予定だったのですが・・・

「世界お茶まつりに行くと、見学できずに手伝わされる」という法則が発動し・・・

というわけで、会場のレポートは無しです。
ああ、あれこれをお茶を飲んで、お茶の郷にも行きたかった(T_T)



会場の富士山静岡空港ですが、「空港でイベント?」と頭上にクエスチョンマークを点灯させながら空港へやってきました。

看板は一応出てますね。

看板



本当にここで良いんだろうか?とターミナルビルに入ってみます。

ターミナルビル入り口



入ってみると、うーむ、あまりに普通の地方空港の雰囲気です。

普通の空港~


ちょうど台北行きの飛行機があったので、思わず乗りたい衝動に駆られました(^^;)

2階へ


2階へと向かいます。
荷物を持っていたので、なんだかこのまま搭乗ゲートに行くような気がしてなりません(笑)


2階に上がるとお土産物品店の横に、このような看板が。

2階の看板


ここからがイベント会場になっていました。
日本茶インストラクターの皆さんによる呈茶コーナーや茶道具の展示、書籍の販売コーナーなどが設けられています。

その中にある世界大茶会のコーナーではスリランカの紅茶と韓国のお茶、そして中国茶のコーナーになっています。


ここで3日の「日本茶党のための中国茶入門」という講座を担当しました。
ああ、なんと恐れを知らないタイトルなんでしょう(苦笑)


この講座は、「中国茶というのは、どうも取っつきにくい」と思われているのではないか?という仮説から作ってみた講座です。

日本茶のテキストなどを読んでみると、お茶の生産者の方が多いためか、お茶の解説が非常に科学的なんですね。

反面、よくある中国茶の講座を振り返ってみますと「蘊蓄を並べただけじゃないのか、これは」と思うこともあります。

それでは日本茶の方たちの理解は得られないだろうと、「できるだけ中国茶の全体像を掴んでもらえるように、統計をベースにきちんと整理してみよう」と講座を作ってみました。



ただ、お茶は飲み物。
話を聞くだけでは仕方がないので、短い時間の中で、色々飲んでもらうことにしました。
私、いつも言ってますが、「百聞は一飲にしかず」なので。


そんなわけで、選んだお茶は全部で11種類。
用意したお茶を並べるとこんな感じ。

試飲茶


これを45分ずつの合計90分で全部飲もうというのですから、かなり無茶苦茶ですね(^^;)

ただ、これぐらい飲まないと、中国茶の幅の広さを感じてもらえないだろうという気持ちもあり。
ここから、一つでも「おおっ!」というお茶があれば、それをきっかけに興味を持ってもらえるかも、というヨミです。


講座の中で、「静岡の皆さんは、どんなお茶が好みなのだろうか?」ということで、アンケートを採ってみました。

結果ですが、緑茶だと安吉白茶が人気。
白毫銀針も人気があり、甘み旨みのお茶はやはり受け入れられるのだな~と思いました。

青茶の方では、阿里山烏龍茶の清らかな香りと鳳凰単叢のフルーティーさに驚きの声が上がっていました。
一方、黒茶はイマイチ人気がなかったですね~。

質疑応答では、お茶の具体的な作り方の質問なども多く、茶産地ならでは。
こちらも色々と気づきの多い講座になりました。

慣れない会場で色々と不手際も多かったのですが、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございましたm(_ _)m


また、今回は日本茶インストラクターの皆さんや静岡県庁の方の全面的なバックアップを受けて、講座を行うことができました。
この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。



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秋は見学だけにしたい(^^;)





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Last updated  2013.05.09 22:59:50
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