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カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
ちょっと前になりますが、渋谷で開催された中国茶文化協会のセミナーです。
講師は台湾からのゲスト。 華剛茶業の杜蒼林氏(通称:Johnny)でした。 華剛茶業の母体は、台中市内の北部・豊原にある老舗・泉芳茶荘。 豊原は東西横貫公路の西側のゲートウェイであったことからか、大禹嶺の茶産地としての開発に携わっています。 そんなわけで、梨山茶のお話を生産者視点で語って下さい、というセミナーでした。 ・・・依頼側としては「軽くレクチャーを」という感じだったのですが、想定以上に内容の濃いセミナーになりました。 お話の流れとしては、 ・華剛茶業の紹介 ・梨山茶区の各産地の紹介(大禹嶺、福寿山、華崗、佳陽、翠巒) ・茶園管理について ・製茶工程 ・製茶後の検査 ・質疑応答 という流れでした。 非常に特徴的だったのは、茶園管理についてかなり詳しく解説されたことでしょうか。 この手のセミナー、ややもすると、梨山の環境を写真で見せ「良いところでしょ~」とイメージを植え付けつつ、「こうやって作るんですよ~」と製茶工程の話をするという流れになりがちです。 が、今回は、かなりの時間を茶園管理の話に費やしました。 感覚的には講演時間の半分以上ですかね。 たとえば、根っこをどうやって深く地中に伸ばさせるか、といった話だったり、高山地域での水の得にくさについてなど。 板書しながら、丁寧に解説されていました。 あまり見られない液体肥料などの話も。
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Last updated
2014.03.23 20:01:30
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