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テーマ:☆ お茶好き ☆(800)
カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
先週末の話ですが、今年も現代喫茶人の会主催の一人一席春のティーパーティーにお邪魔しました。
強い寒気が入っていたこともあり、天候は不安定でしたが、会場に着いたときは運良く晴天。 桜も満開でした。 天候が急変しそうということもあり、日曜日は火を使う茶席以外は室内で行われていました。 入り口で5枚綴りの茶券を購入し、会場へ。 まずはCraze4"T"Lab.出張所のまうぞうさんのところへ。 あまり見かけない(というか謳わない)金萱の夏茶を飲ませてもらいました。 夏茶だとどうしても口当たりがザラッとして、苦味も出がちなのですが、金萱茶専門の茶農家さんの作らしく、非常にスムーズな仕上がり。 厚みや余韻は少なめですが、お値段を聞いたら、たいへんリーズナブル。 「夏茶」というレッテルで評価を拒否するケースもありますが、やはり飲んでみないと、と思います。 この後、紅水烏龍を飲ませてもらい、次の席へ。 3時間弱で5席回らなければいけないので、時間が無いのです(^^;) 続いて、斜向かいのダンディS氏の席へ。 こちらでは昨年の西湖龍井と正山小種を飲ませていただきました。 西湖龍井、1年落ちにはなるはずですが、しっかり密封保存されていたものなので味は落ちておりません。 龍井、割と保存が利きますなぁ、と。 手元にある方、新茶が来る前に早く飲みましょう(笑) 正山小種は、やや薫香はありますが国内向け仕様らしく控えめ。 煎を重ねていくと、お茶本来の味が出てきました。 次にkinkinさんご夫妻のちゃぶ台カフェへ。 sakumiさん作の柔らかで香りあふれる桜餅と茎ほうじ茶をいただきました。 茎ほうじ茶は優しい味もさることながら、独特の香りが。 わざわざ茎だけ刈り取って作ったものだそうです。 お茶の茎の美味しさ・可能性を感じるほうじ茶でした。 このほか、kinkinさん作の狭山茶を使って作った自家製東方美人もいただきました。 品種によるものでしょうか、スッとする清涼感の感じるお茶でした。 今年の作品も期待していますw 続いて、kenbowさんの蓋碗de日本茶スタイリング席へ。 こちらでは3種類のお茶をいただきました。 ウェルカムティーとして静岡の丸高農園さんの「春巡」を水出しで。 某台湾品種の釜炒り茶なのですが、水出しにも関わらずハッキリとした香りで、日本茶の可能性を感じますね。 続いて同じ丸高農園さんの「香寿」を蓋碗で。 香寿は丸高農園の高橋さんが見つけた新しい品種で、まさにぶどうのような香りのお茶です。 煎ごとに温度を変えて、香りや味わいの変化を楽しみました。 そして、牧之原の柴本さんの釜炒り茶。 やぶきたを使った釜炒り茶なのですが、やぶきたはやっぱり美味しい品種なのだな、ということを再確認させられるお茶でした。 釜炒りは、品種の良さをストレートに出してくれる印象がありますね。 ちなみに偶然にも柴本さんと同席になりました。 今年のエコ茶会もよろしくお願いいたしますw #静岡100銘茶協議会のブースにいらしております。 最後に益井園の益井さんの席へ。 紅茶のみらいファーストと緑茶をいただきました。 益井さん、実は海外協力隊でセネガルに行っていたことがあるという話など、四方山話を。 こういう話をお茶を飲みながら、気さくにできるというのは実に良いですねぇ。 ちょっと時間を超過して、居座ってしまいましたw このほかにも回ってみたい席はたくさんあったのですが、時間的に5席が限界でした。 次回はもっと早め、11時頃に会場に到着せねば。。。 春のティーパーティー、素朴な感じなのですが、淹れ手のみなさんのお茶好き度合いがビシビシ伝わってくるお茶会でした。 中国茶会も初期から比べると、最近は設えやお菓子などに隙が無さ過ぎて、やや窮屈な印象を持つこともあります。 参加する側も気楽になれるので、ほどほどの力加減のお茶会が良いのかもなあと思いました。 にほんブログ村 ほどほど、大事です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.12 13:44:22
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