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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶のイベント・勉強会など
1年に1度のお茶好きの祭典・地球にやさしい中国茶交流会。
今年は9月27日(土)・28日(日)の2日間、東京・浜松町の東京都立産業貿易センター・浜松町館で開催されます。 <お茶はやっぱり飲んでこそ> 中国茶はなんだか蘊蓄が多そうだよなあ、という印象を持っている方もいると思います。 そうですね、色々うるさいこともありますね。 しかし、お茶は飲み物。 飲んでナンボの世界です。 どんなに詳しく、流暢にお茶の説明をされても、 「で、それを飲むとどういう味がするんですか?」 と聞いたときに、 「いや、私は飲んだことないんですけどね」 では、かなり信頼感ダウンです。 百聞は一飲に如かず なので、やっぱり”お茶を意識して飲んだ経験”ってのは、お茶経験値を高めるために必要不可欠では無いかな、と思います。 でも、中国茶って結構良いお値段しますよね。 気になるお茶を全部買っていったら、中には「ジャケ買い(名前買い)したけど、あまり好みじゃ無くて残っちゃった」ということもあるでしょう。 たくさん買ってもらえれば、お茶屋さん的には大喜びですが、お財布には結構なダメージを食らいます。 できるだけ、効率良くお茶経験値を積みたい。 そんな方はエコ茶会を逃してはなりません!! まるで、ボーナスステージみたいな場所が、エコ茶会の会場です。 <会場内はお茶だらけ> ティーマーケットの通りをゆっくりお店を見ながら歩いていたら、「お茶飲んできませんか~」という声がすぐにかかるでしょう。 試飲は原価が高いので、なかなか大変なのですが、エコ茶会は年に1度の祭典です。 お店の方も、良いお茶をガンガン振る舞って下さいます。 ・・・ここは、大いに甘えましょう(笑) そうして飲んでいると、「おおっ、これは!」とココロを揺さぶられるようなお茶もあるかもしれません。 あるいは、「これはじっくり家で飲んでみたい」というお茶もあるでしょう。 そういうのをセレクトして買っていけば、かなりお財布ダメージは小さく抑えられます。 好みでは無いお茶のストックが積み上がるのが、一番精神的にも良くないのですが、それも抑えられます。 あるいは少量パッケージなどもたくさん販売されているので、それを片端から買ってみて、試すって手もあります。 ネット通販と違うので、買う方も売る方も送料の負担がありません。これ、イベントの利点ですね。 ・・・と、割にリーズナブルにお茶経験値を高めることがエコ茶会なら、できるんです。 <品茶会もオススメ!> 「いやいや、試飲ではお店が売りたいお茶だから、偏るんじゃ無いか」 「立ち話しながらお茶を飲むのでは、味がしっかり分かるかどうか不安」 という懸念をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。 そういう方は、是非「ミニ品茶会」へ参加してみてはいかがでしょうか。 昨年の品茶会の様子 ※今年はこれより少人数制で、よりじっくり飲めると思います。 「ミニ品茶会」は、60分1本勝負で、6~8種類程度のお茶を体系立てて飲み比べていきます。 この「体系立てて」というのがポイントでして、「お茶の味わいの違いを見るには、このお茶が特徴が出ていて良いよね」「こういう順番で飲んだ方が分かりやすいよね」というのを講師(品茶会では、”テーブルマスター”と言ってます)の方がよく吟味してくれています。 そのお茶について見識を有しているテーブルマスターさんの、 「これなら、理解をする上では最高に分かりやすい」 「これなら最高に楽しい」 というオススメを、解説付きで味見感覚で飲み比べていけるわけです。 なので、特定のお茶のジャンルを知りたい、という方には大変な助けになると思います。 自分で6~8種類のお茶を購入して、それを飲み比べるための器を用意して・・・ということを考えると、なかなか費用的にも時間的にも道具的にも大変ですが、ミニ品茶会はそのパッケージをお手頃価格でご用意しているのです。 今年のエコ茶会では、3つのテーマのミニ品茶会が開催されます。 どんなテーマが用意されているかを簡単にご紹介しましょう。 <台湾茶 初めての飲み比べ> 台湾茶ビギナーさん、ウェルカム!な企画です。 台湾のお茶屋さんに行かれたことのある方なら、「台湾茶も結構色々な種類があって、どれを買って良いか悩むな・・・」と感じられたこともあるのではないでしょうか。 ひとことで烏龍茶と言っても、文山包種茶、凍頂烏龍茶、高山烏龍茶、東方美人、木柵鉄観音と色々あって、それぞれ味と香りの傾向は大分違います。 今回の品茶会では、台湾茶のいわば”主要銘柄”をまずは知ってみませんか?という趣向です。 テーブルマスターをやっていただくのは、台湾フリークで、台湾のお茶屋さんにも足繁く通っておられる 茶酔い 先生(男性)です。 初心者向けのお茶会などもやっておられる方なので、マニアックになりすぎない、わかりやすい解説をしていただけると思います。 現時点で、追加になった15時半~の席に少し空きがあります。 台湾茶をあれこれ試してみたい方は、是非お早めにお申し込み下さい。 9月27日(土) 14:00~15:00 「台湾茶 初めての飲み比べ」 9月27日(土) 15:30~16:30 「台湾茶 初めての飲み比べ」 <中国茶好きの為の日本茶品種飲み比べ> 最近、中国茶好きの方が日本茶に興味を持たれるケースが増えてきています。 というのも、最近の日本茶は少しずつ変わってきているんですね。 どの辺が変わってきているかというと、今までの「やぶきた・深蒸し」な煎茶一辺倒ではなく、新しいお茶を作ろうとする意欲的な茶農家さんが出てきていることです。 具体的には、製法と品種。 製法という点では、いわゆる蒸し製の煎茶ばかりではなく、香味を活かした釜炒りのお茶だったり、包種茶や烏龍茶といった微発酵~軽発酵のお茶。 さらには、最近話題になってきている「和紅茶」「国産紅茶」といった、紅茶まで。 そして品種という点では、フルーティーな香りがあるものだったり、花のような香りのある品種など、新しい品種が続々開発中です。 あるいはせっかく長年掛けて品種改良したのに、そのお茶のブーム、終わってた・・・ということで忘れ去られていた品種など。 そうしたものが「これ、発酵茶にしたら面白いね」と脚光を浴びたりしています。 製法と品種。 これが絡み合って、新しい日本茶の世界が始まっています。 実際、嗜好品として楽しめるハンドメイド感のあるお茶が出てきているので、中国茶好きも「こんな日本茶があるの・・・」と衝撃を受けている例が、エコ茶会の会場では結構起こっています。 というわけで、今回は「中国茶はそれなりに飲んできたけど、日本茶は詳しくないなー」という方にはうってつけの品茶プログラムを、日本茶インストラクターであり、中国茶もたくさん飲んでおられる kinkinさん(男性)といっしーさん(女性)に組んでいただくことにしました。 kinkinさんはお茶好きが高じて、サラリーマンながら狭山に茶畑を借りてしまい、自宅に釜炒り茶用の「平釜」を購入してしまうほど。静岡や九州など、様々な産地の茶農家さんの所へ出かけていって、お茶を作らせてもらったりもしています。 今回は、そのコネクションで入手した、プレミアムでプライスレスな凄い日本茶が色々揃っています。 お店では買えないかも・・・というお茶もリストに入っているので、これを飲むだけでも価値がありますよ。 いっしーさんは、大阪でお茶会を主催されたりしている日本茶インストラクターさんです。 kinkinさんとはTwitter上でも名コンビですし、大阪ノリ?で、楽しく品茶会を盛り上げて下さると思います(^^) お二人とも中国茶もよく飲まれる方なので、日本茶と中国茶の程良い連絡役になって下さると思います。 まだ、お席がありますので、「日本茶、気になってたんだよね」という方は、ぜひ。 9月28日(日) 10:30~11:30 中国茶好きの為の日本茶品種飲み比べ 9月28日(日) 12:00~13:00 中国茶好きの為の日本茶品種飲み比べ <ここまで来た、台湾紅茶> 台湾の茶産地をバイク駆け回っている、まうぞうさんですが、回っている中で紅茶を作る茶農家の増加に気づいていたそうです。 が、その紅茶の多くは「とりあえず、作ってみました。えへ。」という感じで、「これは商品としてどうなの?」と感じていたそうです。 しかし、最近は色々と個性的で、かつ美味しい紅茶が出てくるようになっていると言います。 今回はまうぞうさんが「これは面白い!」という紅茶をセレクトして、みんなで品茶してみたい、とのことです。 私も先日、飲んだものがありますが、フレーバーティーでは無いのにリンゴの香りがする紅茶とか、いろいろ衝撃的なお茶がありそうです。 台湾の紅茶ブームの先取りができるのではないかと。 現在は席が取りやすいと思いますので、お時間の都合の許す方は、是非。 今回のエコ茶会のラストイベントですので。 9月28日(日) 15:00~16:00 ここまで来た、台湾紅茶 にほんブログ村 次はワンコイン茶席のご紹介~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.20 20:48:58
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