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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2015.04.11
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カテゴリ:茶の販売店・茶荘

えー、皆さんお気づきの通り、最近、台北の上園茶荘さんに行けておりません。
スケジュール的に数時間を取れない・・・というのもあるのですが、行くタイミングが良いお茶のある時期とズレているというのが、一番の理由だったりします。

そんなこんなで不義理をしておりましたら、ブログ読者の方よりご連絡が。
上園の林さんから、あるきちに渡して欲しいとお茶を預かったとのことでした。

で、届いたのがこちらのお茶。

福寿山


福寿山ですね。

以前、緑のダイヤという、今からすると、大げさなタイトルを付けたもんだな、という記事でご紹介済です。
あれから、もう8年も経ちますか・・・(日付を見て驚くw)


お茶を飲み進めていくと、以前は感動したはずのお茶でも、改めて飲んでみると「あれ、そんなに感動しないな」ってことも、割とあるんですよね。
好みが変わるというか、味覚が変化するというか、深化するというか。
そういうことがあるので、べた褒めしたようなお茶を、時間を置いて飲むというのは(生産年が違うとはいえ)勇気の要るものです。

思い出は思い出のままの方が美しい・・・ みたいな(^^;)


とはいえ、手元に来てしまいましたので、これは飲まないわけにはいきません。

で、淹れてみました。

福寿山水色


とろみのある茶湯。
これは美味しいパターンです。

で、飲んでみました。

茶湯に含まれる香りや味の成分がとっても濃い感じがします。
ほんの少し口に含んで飲むだけでバーッと香りと味が口から喉の方に広がっていって、それが戻ってくるんですね。
1煎目からこんな感じでしたが、2煎目はそれがさらにぐーんと伸びていき、3煎目ともなると味と香りの累積で口から喉、それから食道、胃までが、香りで溢れて大変なことに(笑)

当時から進歩した部分は、どうもこれは春茶でも冬茶でもない感じだな、という個性の違いに気づいたことですかね。


茶殻も肉厚で美味しい成分がいっぱい詰まっていた感じです。

福寿山葉底


ただ、ガサッとした部分もあるので、ああ、これはやっぱり冬片だったか、と理解した次第です。



ということで、

美味しいお茶はやっぱり美味しい

ことが確認できました(笑)
#「時間は残酷」では無かったw


あと、気づいた点としては、色々とお茶を飲み進めていたことで、季節の違いとかどこの部分が良いのかが、少しクリアに分かるようになっていましたね。
前は「なんか分かんないけど、スゲー」って感じだったのが、多少はフムフムと理解できるようになったというか。
違いを整理しながら飲むという経験を積み重ねることは、それなりに効果があるのね~と思いました。



そうそう、林さんからの伝言はもう1つありまして。

「円安で日本の人は大変だろうから、日本のお客さんには有利なレートで販売します」

とのことです。
日本から送金をするときには米ドル建てで送ってくれれば、ということでした。

詳細は、為替が絡むと、どうもよく分からないので(苦笑)、直接、林さんにご確認ください。
「あるきちのブログで特別レートの話を見たんだけど?」と言っていただければ、話が通ると思います。

以上で、宣伝終了w



私は今年も6月に渡台する予定なので、顔を出してこようと思っています。



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珍しく宣伝してしまった(^^;)

 






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Last updated  2015.04.12 01:13:48
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