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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:茶の販売店・茶荘
四天王寺の近くにあるビルの8階。
こちらに中国茶教室をメインで展開している無我茶館さんがあります。 エレベーターに乗り、ビルの8階を降りると、目の前には看板が。 こちらでスリッパに履き替えまして、隣にあるこちらのドアをノックして入ります。 開けてみると、目の前に広がるのは教室スペース。 ですが、勇気を振り絞って「えーっと、お茶の販売は大丈夫ですか」と声をかけます。 どうぞどうぞと案内されてみると、入って左手の棚にお茶が並んでいます。 その隣には入門には最適な感じの茶器も色々と。 「気になるお茶があれば試飲もできます」とオーナーさん。 教室の先生というと怖いイメージがある?かもしれませんが、とても親切な方です。 ・・・ということで、棚のお茶に目をやると、台湾茶が色々と並んでいました。 ここの棚は季節によって、色々なお茶が並ぶのだそうです。 今は台湾茶の並びですが、10月頃には岩茶が入荷したり、5月には緑茶が入ってきたり、とその時々で変わるようです。販売は基本的に50g単位でした。 ここに並んでいるお茶が、なかなか個性的なのです。 普通のお店ならば、凍頂烏龍茶、阿里山烏龍茶、金萱茶・・・という感じで、無難というか、標準的な味わいのお茶が並ぶものです。 が、こちらは生徒さんがメインに買いに来るためか、ちょっと個性的なお茶が並んでいます。 例えば、金萱茶でも「重火」とか。 重焙煎のかかった金萱茶、これはレア。 あとはこれぞ稀少品種な武夷種とか。 木柵鉄観音も重発酵と重焙煎というラインナップだったり、日月潭紅茶の原生種とか。 オーナーさんが濃香や重火のお茶が好きということもあるそうですが、生徒さんからの要望で、こういう品揃えになっているそうです。 私も思源唖口高山茶の清香を最初に飲ませてもらったのですが、濃香がどうやらメインらしいということに気づいて、途中から方向転換(笑) 武夷種烏龍、木柵鉄観音の重発酵を飲ませていただくと、なんともフルーティーで、それでいてザラッとしたところのない上質なお茶でした。 こういうお茶は通好みなのですが、こういうお茶をメインに取り扱えるというのも、教室で勉強された生徒さんたちがいるからこそでしょうね。 路面にこのような品揃えでお店を構えたら、なかなか売れませんので(^^;) 重火とか重発酵のお茶ってのは、台北の街中でもあんまり取り扱っているところはないので、そういうのが好きな方はここに来た方が良いかもしれません。 その他のお茶も、この雰囲気だと期待できそうです。 なお、教室があくまでメインなので、訪問の際は、電話で確認を取ってからの方が確実かもしれません。 授業中だと「邪魔しちゃいけないな・・・」とちょっと腰が引けちゃいますし、オーナーさんに説明を受けたり、試飲をしたりできませんので。 あとはネットショップもやっているので、ネットでお取り寄せもアリかもしれません。 <アクセス> 地下鉄谷町線の四天王寺夕陽丘駅4号出口を出て、谷町筋を天王寺方面へ下っていきます。 四天王寺南交差点の手前にある、こちらのビル。 写真にある階段を上るとエレベーターがあるので、これに乗って8階を目指します。 ちなみにこの乗り場は2階なので、帰り際は2階を押すように気をつけましょう。 無我茶館 住所:大阪市天王寺区大道1-5-13 東和天王寺ビル8F 電話:06-6772-7650 営業:平日10:00~18:00 土日10:00~17:00 定休:火曜日、祝日 http://mugachakan.jp/ 中国茶情報局の紹介ページ 日本全国茶館・茶荘巡り一覧 にほんブログ村 濃香・火入れ好きの方は是非(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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