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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:茶の販売店・茶荘
日曜日の夜に、上海より無事帰国しました~。 新しい&街の中心部からは離れているからか、あまり日本語のネット情報は無い?感じなので、簡単にご紹介をば。 #この茶城は開業時に中国茶情報局でご紹介してます。 場所は上海中心部から北の方、地下鉄3号線の殷高西路駅と長江南路駅の間ぐらいにあります。 上海火車站(上海駅)からだと、殷高西路駅まで20分少々かかります。 で、そこから徒歩10分強って感じですね。 郊外のためか建物の規模は大きくて、上海では最大規模だと思います。 建物の中央には天井がガラス張りの吹き抜けがあり、今までの茶葉市場より明るい印象です。 奥の通路に行くと、やっぱりちょっと暗いですけど、通路が広めで清潔感があります(今のところは)。 案内板では6層の建物のうち、1層はお茶の交易スペース。残る5層にお店が入ることになっています。 さらにフロアの見取り図を見ると、各フロアにかなりの店舗が収容できそうなスペース・区画があります。 これが全部埋まったら、華東最大のお茶の取引センターという呼び声は本当だと思います。 ・・・が、これはあくまで計画数値。 実際に稼働している店舗は多くありませんし、客の姿もまばらです。 茶業界の冷え込みの時期とオープンが重なってしまったので、テナントはかなり空いてる感じです。 上の方の階はほとんど使用されておらず、運営会社(天山茶城と同じ会社です)の倉庫になっています。 また、最近、撤退したと思われる区画も数多くありました。 天山茶城のようにお店の人が声がけをしてくれることも無いですし、とにかく人気(ひとけ)が少ない感じで、「うーん、商売大丈夫かな?」と感じてしまいます(^^;) 平日は閉まっているお店も多いので、週末(できれば午後)に行く方が良さそうです。 もっとも、建物が広すぎるから、余計に感じる部分もあります。 きちんと数えてみると既存の大きめの茶城と同じぐらいか、それ以上の店舗数はあると思います。 広い分だけ活気が感じにくくて、人も来なくなっている・・・という循環ですかね。 お店の顔ぶれ的には、割とニッチなお茶に特化したお店もありますし、有名ブランドの店(六大茶山とか老同志とか)もいくつか出ています。 あとは、茶器のお店も結構多いですね。 特にお高めの紫砂壺を扱うお店も多くて、作家物を扱う店だとか、その場で作ってみせるお店などもあります。 プーアル茶が多いのはここも同様で、古樹茶などを看板に掲げるお店も多くありました。 白茶も結構目立っています。 その他には、玉とか書画とか。 設備が充実している分、共益費も高い?からか、若干、高級志向なところはあるかもしれません。 特に上層階ですね。 個人的にこの茶葉市場をお勧めできる一番のポイントは ・・・お手洗いの綺麗さ、ですかね(^^;) 新しい&利用者が少ないので、中国にしては非常に清潔に保たれております。 「そこかよ!」と思われるかもしれませんが、これ結構重要です。 試飲をしてると、水分をたくさん取りますからね。 お茶の品質やお値段も気になるところかと思います。 1階の下りエスカレーター裏にある梅家塢龍井を売りにしているお店に寄ってみました。 梅家塢の茶農家さんがやっているお店で、上海へ進出する際に、一番新しい茶城ということで入ったそうです。 パッケージ屋さんも兼ねているのですが、お茶よりもそっちの方が売れているようでしたが・・・ #ご主人がいい人そうなので、ちょっと気の毒に思えたり・・・(^^;) あっさり目で透明感のある龍井43号の明前茶を購入したのですが、まあフェアプライスだと思いました。 上海の茶葉市場は規模が小さくて・・・という声も、たまに聞きます。 ここは上海の中では(器は)かなり大きめですし、なにより綺麗な茶葉市場なので、今後に期待ですね。 #ゴーストタウンになる可能性もありますが・・・ 新江湾茶城 住所:上海市宝山区逸仙路1808号 営業:9:00~21:00(※あくまで茶城の営業時間。各店により異なります) 交通:地下鉄3号線・殷高西路駅から徒歩10分強 にほんブログ村 ちなみに上海の茶葉市場は今や26カ所もあるそうですよ(^^;)
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Last updated
2015.04.29 22:59:43
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