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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:茶館・茶藝館・カフェ・サロン
平安神宮の大鳥居を少し南に下がったところの路地を入ると、静かな京都らしい佇まいの住宅地。
そんななかに、お茶を心から楽しめるとっておきの空間があります。 こちらの好日居さんは、大正時代の民家を改装したつくりのお店。 門をくぐり、お店の引き戸までのアプローチに入ると、ぐっと静かになったように感じます。 引き戸をガラリと開け、靴を脱いで上がります。 少し照度を落とした和の空間。茶人好みな感じのお店です。 これは静かに過ごしながら、お茶を楽しめそうです(^^) 奥の方には庭が見える席もあったのですが、お茶のお稽古中?のようでしたので、手前の長テーブルの席に。 茶譜を見せていただくと、岩茶やプーアルの古樹茶といった、茶人好みな雰囲気の中国茶がメイン。 それ以外に日本茶もあります。全部で十数種類というところでしょうか。 見た瞬間、古樹茶にピピンッと来ました。 お薦めを伺ってみると、やっぱり古樹茶とのこと。 この雰囲気だとやっぱりそうですよねー。 ということで、古樹茶をオーダー。 普段はどこの山のを飲みますか、とかかなりマニアックな質問をされましたw #プーアルは専門外です(^^;) 2013年の生茶で、まだ若いはずなのですが、刺激はありながらも香りが甘く、表面的には非常に穏やかなお茶。 ただ、実際には古樹茶らしい芯のしっかりしたところがあり、集中して飲むと身体に響くタイプのお茶です。 うーん、このお店の雰囲気にはまさにピッタリではないかと。 産地は確か漫撒だと言っていたような気がします。 ちなみにこちらのお店は、携帯電話ばっかり見るのはアウトだったり撮影禁止だったりと、色々決まり事はあります。 #上の写真は1枚だけ、禁を破って撮影(^^;) そうしたものも、お茶と空間をしっかり楽しむための配慮。 基本お一人でやっているお店なので、大人数が一気にだと対応しきれないときもあります。 静かにお茶をゆっくりと楽しむ、大人な感じの時間を過ごしたいときにお薦めできるお店だと思います。 お茶の味や余韻とか、自分の時間に没入できる感じのお店ですね。 ちなみに、この古樹茶はかなりのパワーで、1時間半ほど飲み続けましたが、まだまだ全然いけそうな感じでした。 私が行ったときは1500円のプライスでしたが、その価値は十二分以上にありました。 このクラスはなかなか飲めません。 喫茶営業の他にも、中国茶教室や各種のイベントも積極的に行っているようです。 イベントの際などは喫茶がお休みになりますので、ブログやFacebookなどで事前にチェックしてから行かれると良いと思います。 <アクセス> 地下鉄東山駅方面から来る場合は、1番出口を出て三条通を東へ。 平安神宮に繋がる神宮道を左折すると、平安神宮の大鳥居が見えてきます。 大鳥居にだいぶ近づいたところにある、マンション手前の一方通行の出口。 こちらを右に入って少し歩いて行くと、右手に見えてきます。 営業されている場合は、小さな看板が道路に出ていると思いますので、見逃さないようにしましょう。 好日居 住所:京都府京都市 左京区岡崎円勝寺町91 電話:075-761-5511 営業:13:00~18:00 定休:月曜、火曜(臨時休業あり) http://kojitsu-kyo.cocolog-nifty.com/ 中国茶情報局の紹介ページ 日本全国茶館・茶荘巡り一覧 にほんブログ村 京都ならではのお店ですね(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.28 00:03:41
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