今日も千鳥足

[泥酔回顧録] カテゴリの記事

全9件 (9件中 1-9件目)

1

• 泥酔回顧録　その九

  回顧録　その九　～ブログ～物理に戻ったアルスラーン。トワー以外は物理スキルを取ってあったので、スキルはそのまま。またもや運を捨てられず、運に200まで振ったダブクリ仕様である。塔とスウェブを行ったり来たりしてソロしていたが、ZinのいないこのLV帯。あまりの落差に、ギルチャで愚痴りつつ狩っていたものだ。スウェブのデスナイトの経験値が修正され、PTが出来初めており、久々のPT狩りもすることが出来た。時は骨ファミ全盛期。ファミ1匹にも劣る火力ながら、釣って足止めしたり、タゲを取ったりと、楽しく過ごす。これが最後のPT狩りになるとも知らず・・・。その後は、主に塔地下を中心にソロ。やがて、モリネルにも足を伸ばすようになる。この頃、ブログに書き込んだのがきっかけで知り合い、他のキャラをギルドに入れてもらったり、ギルメンのブログが結構あることを知り、なんとなく興味を持つ。かくして何の知識も無いまま、勢いだけでブログ開設に至るわけである。書いてみて不思議なのは、つい最近のことよりも始めた頃のことを鮮明に覚えていることだった。やはり、何もわからず夢中だったあのころが、一番楽しかったのであろう。LVが上がるほど、効率が良くないの稼ぎが悪いのと、愚痴ばかり。実につまらない回顧録であるが、事実なので仕方ない。行き詰まったアルスラーンが、己を見直す良い機会になったと思う。ダラダラと長くなってしまったが、好き勝手書いてる日記ゆえ、ご容赦願いたい。お付き合い頂いた読者（いないだろうが）に感謝する。終わり

  2006.12.27

  コメント(3)

• 泥酔回顧録　その八

  回顧録　その八　～トラン～知識剣士への転身を決めたアルスラーン。ステータス・スキル両方を再振りしたわけだが、またもやおかしなことをする。運の無いソロに耐えられなくなったため、知識に500、残りをすべて運に振った。健康は固定である。普通ならば、スキルはトワー・ドラツイであろうが、なぜかトワー以外は物理剣士のスキル構成。かくして、おかしな剣士が出来上がったのであった。知識剣士になったのはいいが、なかなか良い狩場にめぐりあえず、神殿B4PTもトワー空撃ちが厳しい。結局、240マーマンの奥２部屋でのソロに落ち着く。運に振ったのが実感できないドロップであったが、湧きが良いのでLVは順調に伸びた。その後、過ぎた栄光の展示場に狩場を移すが、ここもドロップは寂しい限りであった。LV260になったところで、待ちに待ったトラン森へと乗り込む。知識が少ないため効率は良くなかったが、さすがZinだけあってドロップは目を見張るばかり。Uもこれまでにない量産ペース。まだこのころは、LV低下攻撃などが未実装で、実にぬるい狩場であった。ここは特に重かったので、時間によっては攻撃速度が半分にも感じられるほどだったし、度々強制終了によるデスペナなどもあったが、経験値とアイテムが両立できる稀有な狩場だった。やがてLV低下攻撃などの実装で、だいぶ狩り難くなったが、LV300近くまでここでねばった。トランを離れてからは、彼方此方ウロウロするもトワーが活かせる狩場がなく、Gvが恋しくなったこともあり、物理に再振りすることになる。ブログ開始時のアルスラーンまであと一息である。つづく

  2006.12.27

  コメント(0)

• 泥酔回顧録　その七

  回顧録　その七　～塩～神殿B3を卒業したアルスラーン。ちょうどこの頃、とあるブログに出会う。当時の公式ランキングNo1ブログ。そう、赤鯖ネタ剣士さんのブログである。そこには、運に振りダブルクリティカルを狙うビルドが紹介されていた。すっかりカブれたアルスラーン。ステータスも見直したいと思っていたところだったので、再振りすることにした。30Mをはたいて買った敏捷固定＋移動速度20%チェーンシューズを履き、部位は忘れたが健康を固定、首にはスカルネックレス、武器は吸収タルワールという装備。ここで何を思ったか、運に全部振るという暴挙に出る。狩場が塩B8ということもあり、これでも充分POT無しで狩ることが出来た。というか以前より火力が上がった感じすらした。デフヒルズやらトランなど無かった時代、指輪・職鎧が狙える塩B8は大人気であった。Gvで狂気が猛威を振るっていた頃で、呪い抵抗指や薬回復指を筆頭に、それなりの高値で売れるものが良く落ちる狩場であった。指輪の供給元がほぼここのみであったため、今ではゴミ同然の物も良く売れた。大家ロマアーマーLXなどという大物を拾い、念願のバディを手にしたのもこの頃。さらには、透明バトリンなんかも拾っちゃって、有頂天であった。アルスラーンに塩8バブルが訪れたのであった。だが、名も無き塔に狩場を移して愕然とする。（MOB硬い！アイテムも不味いな・・・）またも再振りを決意する。神殿B4をにらみ、一度は経験しておきたかった知識剣士への転身である。つづく

  2006.12.26

  コメント(2)

• 泥酔回顧録　その六

  回顧録　その六　～神殿～滝ソロで人恋しくなったアルスラーン。課金により開かれた新たな狩場、神殿B2へ行ってみることに。武器は、ギルメンに譲ってもらった攻撃速度26%チンクェディア。当然火力は無いが、タゲ取り・足止めでの活躍を夢見ていた。だが、実際は個々に好き勝手殴ってる、集団ソロ状態。若葉の頃から、何も変わっていないのであった。なんとかまとめて足止めしようとするも、クライのSlvが低いこともあり、「画面揺れて酔うｗ」と不評を買う始末。早々に撤退し、魔法傭兵の墓へ向かうことに。ここは火・風抵抗必須の狩場。なんとか抵抗装備をかき集め、火90・風70くらいだったろうか。言い訳をするならば、装備品の流通も少なかった当時のこと、これでもマシなほうだったと思う。ここは美味かった。コロ以来の良いペースでLVが上がった。何よりも、初めて火力として役に立っていると実感出来た狩場だった。健康多目の低火力剣士だったが、それでも戦士・狼以外にはタゲを取られることは無かった。スキルもだいぶ育ち、パラレルもマスター。シマー程々、クライをサザン2回で放てる25まで上げた。次なる目標は、神殿B3である。今では、すっかり過疎ってしまった神殿B3。当時は3PT出来るほど賑わっていた。攻撃速度LV2グラディウスにファビスを持ち、数値は忘れてしまったが、そこそこ硬い剣士になっていたと思う。役目は、もちろん釣って足止め・タゲ取りである。メテオさんにファビスを回し、あちこちでタイマンを始める自称火力陣を尻目に、上から釣り、下から釣り。せっかくまとめて釣ってきたMOBをバラけさせるアチャ・テイマにもめげず、クライ・デュエ。チャットにも参加せず、黙々とがんばった。格好つけているが、やっぱり盾がないとかなり痛い。当然POTガブ飲みである。それでも楽しかった。とても充実感のある狩りだった。範囲・回復・釣り・足止め、どれが欠けても充分な効率を出すことが出来ない。PTの協力を促がす狩場は、やりがいがあるものだ。そんな神殿B3もあっという間に適正を過ぎ、長い長いソロ生活が始まりを迎えることになるのであった。つづく

  2006.12.26

  コメント(2)

• 泥酔回顧録　その五

  回顧録　その五　～滝～2倍期間をひたすらコロで過ごし、一気にLVアップしたアルスラーン。コロ狩り中に仕入れた情報によると、次は藪がいいらしい。早速行ってみるが、迷路のようなそのマップ。当然のごとく迷う。通りすがりの人に教えてもらったりして、なんとか藪ドーナツへたどり着く。が、どうも噂ほど美味く感じない。今よりも経験値が少なかったように思う。徐々に遠くなる狩場、ガーディアンのようなトラップ、通常に戻った経験値。さすがに無課金の限界を感じたアルスラーン。ついに課金に踏み切る。まんまと2倍トラップに引っかかったのであった。とりあえず、試しにということで1500円オーブを購入。（絨毯はえー！記憶楽ー！経験値うまー！）今までの苦労が嘘のような快適さ。その快適さと引き換えに、苦労して成し遂げる楽しさを失ったのかも知れないが・・・。この頃になると、だいぶRSの知識も増えてきており、自分の装備やスキル・ステータスがどうにも気に入らなくなっていた。スキルシュミレーションして、LV130になったらスキルの再振りをしようと心に決めた。貧弱な装備も見直さねばならない。早々に藪に見切りをつけ、ソロのメッカ・トワイライト滝（通称　滝）へ向かった。サソリを狩るも、MOBの配置が閑散としていて、なかなかいい場所が見つからない。食人スコーピオンに追われつつも、徐々に下の階へと降りていった。すると、見慣れぬ風景が広がる。滝B5である。ここは、今までとは比べ物にならないほど違った。1万↑のアイテムがポロポロ落ちる。MOBも柔らかい蜘蛛とサソリ。当然人も多かった。（ここしかない！）以後、滝B5にひたすら篭ることを決意する。LV120くらいのことだったと思う。ひたすら蜘蛛・サソリを狩り、店売りを繰り返しつつ、装備をそろえていった。主にCP装備である。というのも、パラレルを使うためには最低CP400は無いと、ガッツ・ダンシングの維持が出来ないからだ。威厳固定指が数億もする時代のこと、とてもではないが手が出ない。CP効率マントの出物を物色しつつ、CP効率バトリンをそろえていった。ある時、古都をブラブラしていると、「CP効率66%マントを18Mで売ります」との叫びが。耳すると、見せてくれるとの返事。悩んだが、思い切って買うことに。笑われるかもしれないが、貧乏剣士、全財産をはたいての買い物だったのだ。これで準備は整った。スキル再振り巻物を買う。LVは130を少し超えたあたりだったかと思う。再振り後のスキル構成は、ガッツ・サザンマスター、シマー・タンク・デュエル・インフィニ・クライ・ファイナルが１、残りをパラレルに振るといった感じだった。その後もしばらくは、滝B5で小金を貯める日々。新たな目標に向け、力を蓄えるアルスラーンであった。つづく

  2006.12.26

  コメント(0)

• 泥酔回顧録　その四

  回顧録　その四　～コロ～ギルドに入ったアルスラーン。当時、ギルドチャットなどあろうはずも無く、Gvもさして興味が無かったため、メンバー表に連なる面々は前述の4人以外知らない人ばかり。相変わらず、クエストをやったり狩りPTに入ったりと、気ままに過ごしていた。MMOなんだから、情報等もゲーム内で見聞きするのが醍醐味だろうと、攻略サイトなどは見向きもしなかった。ところが、あるクエで躓く。補給品クエである。ダイアーウルフの出現場所がどうしてもわからない。藁をもつかむ思いで古都で叫ぶも、返答は無し。仕方なく、攻略サイトを探し出し、しばし読み耽る。剣士の育成方法なども、さまざま論議されていた。（デュエリング？取ってないな・・・）（へぇ、グレートガッツってこんな良いスキルだったのか）（ダンシングブロッカーって、ブロックの中断無くなるんだ！）ワンクリ垂直インフィニ剣士アルスラーン。パッシブスキルは、防御向上とスパイクシールディングであった。（タゲ取り？タゲってなんだ？）（タゲタゲタゲ・・・ターゲット？）（なるほど！盾を生かして、敵の攻撃を引き受けるってことか！）この日から、お察し剣士アルスラーンはタゲ取り剣士を目指すこととなる。戦士スキルに振るのを止め、ガッツ・サザンを伸ばしていった。目標は、廃鉱B9・コロッサスである。アルパスでPTに参加したりもしたが、主に鉄鉱山や砂漠で蜘蛛を黙々と狩った。ちなみにアルパスB3は、独特の雰囲気に馴染めずほとんど行かずじまい。今さらながら、剣士としてアルパスB3を素通りしたのは、惜しいことをしたと思う。いつのことだったろうか、ある日突然RSがおかしくなる。大規模な接続障害だ。御多分にもれずアルスラーンも被害を被るが、復旧した画面に信じられないテロップが流れる。「○月○日から△月△日までの期間の経験値を倍にさせていただきます」この頃になると、周りも課金している人が多くなっていた。未だ無課金だったアルスラーンにとって、千載一遇のチャンスが訪れたのだ。待ちに待った2倍期間初日。勇んで廃鉱B9へ向かう。無論コロタクシーなど無いので、走ってだ。テイマー実装以前のことゆえ、タゲ取りは剣士の仕事。需要も多かった。交代タゲ取り募集の叫びに、早速飛びつく。初コロとなったそのPTは、剣士・BIS・Wiz・マシン5という構成。なぜか見た目がそっくりなアーチャーが、並んで矢を放っていた。この時の装備は、たしか0.9秒剣（堰月刀？）にタワーシールド。サザン程々にインフィニ20少々、デュエリングが6であった。今なら、PTから追放されそうな装備・スキルである。ほとんどのアチャが有限矢だった頃のこと。防御効率品や攻撃速度もの、ましてやユニークアイテムなど、とてもではないが手が出なかった。前任の剣士さんと交代し、コロの湧き位置に陣取る。アルスラーンを頂点に、2列目にエンチャWizさんとBISさん、3列目にマシンアチャが5人並ぶ。緊張の初コロである。程なく出現したコロにデュエデュエ！敏捷はLV分以上にあったものの、サザンがハズレまくり焦る。なんとか青ポーションで急場をしのぎ、以後垂直のみでCPを貯めることにして、やや落ち着く。多少チャットする余裕が出来たところで、PT加入時から気になっていたことを聞いてみる。「アチャさん見た目そっくりですね？」「私ウッドアーマー」「私はおそろいにするために鎧脱いだｗ」「私もｗ」なんと、コロ初挑戦の剣士の後ろには、裸の弓子が並んでいたのであった。一時も油断出来なかった。居並ぶアチャさん達にタゲをはがされつつも、必死にがんばった。トイレもガマンして、タゲを取った。慣れてきて、インフィニを挿んだり、横湧きの鷲に盾を飛ばしたりも出来るようになった。経験値2倍ということもあり、みるみるLVが上がった。やがて時間となり、交代が来たところでPTを脱退する。とても忙しかった。疲れた。だが、快い疲れだった。（これが剣士の役割か！）LV100を突破したこの日、アルスラーンは剣士としての第一歩を踏み出したのであった。

  2006.12.21

  コメント(3)

• 泥酔回顧録　その三

  回顧録　その三　～ソロ～いい加減赤目が不味くなったアルスラーン。PT狩りばかりで、装備はすべてN品。POT代すらままならない、極貧であった。当時は無限矢が神アイテム。有限矢を1本露店に出して、法外な価格で売る無限矢詐欺が横行していたほどだ。多くの人がそうであったように、アルスラーンも無限矢探しの旅に出たのであった。ソロPTがどういうものか知らなかったため、説明してもらい初めてソロPTに入る。蜘蛛が無限矢を落とすらしいと聞きつけ、アウグスタ↓の蜘蛛を目指した。もちろん走ってだ。たまたま同じマップにいた、PTメンバーのドロップ品が次々目に入る。自分のドロップと比べて、愕然としたものだ。おそらくスフィアの有無の差だったろう。やがてリーダーがまわってくる。募集しなくてはいけないらしい。アウグスタで叫ぶも、当然反応無し。古都まで走るわけにもいかず、テレポーター代なんかとても出せない。申し訳なくなって、ソロPTを抜けるアルスラーン。全く迷惑な剣士である。この頃になると幾分行動範囲が広がり、あちこちでソロするようになる。露店商クエをしたのもこの頃ではなかったろうか。金を取られた挙句、称号も取れずに悔しかったアルスラーンは、メモを片手に設問の答えを求め、すべての街を調べてまわった。もちろん走ってだ。どこへ行くにも走って行った。ビッグマウスダンジョンなどという僻地まで行った。人っ子一人居ないそこへ、突然現れた二人。三橋廉とにゃにゃーんであった。「暇だから見に来たｗ」あるときは孫市と、あるときはウォルと。突然現れては、驚かされたものだ。LVが離れていたため、一緒に狩ることは少なかったウォル・グリーク。彼の放つメテオには、ただただ圧倒された。それとは裏腹に、発言はどことなく天然であった。アルスラーンもついに君のLVを追い抜いたよ。孫市いや静音は、自由奔放だった。だいぶいろんなキャラに手を出し、ギルドも色々移っていたようだ。さらに、かなりSっ気があるらしい。放置される我々は、身もだえするばかりであった。どうやらこの4人、同じギルドに入ったらしい。ギルドがよくわかっていなかったアルスラーン。しばらくは言葉を濁していたものの、思い切ってギルドに入れてもらうことにした。それが今も所属する「特攻隊」である。このギルド加入と、思いもかけぬ出来事で、大きな転換期を迎えることになるのであるが、それはまた今度。つづく

  2006.12.20

  コメント(0)

• 泥酔回顧録　その二

  回顧録　その二　～赤目～PT狩りの味をしめたアルスラーン。拾い物装備の剣士が、ソロなどできたものではなかった。当時は、古都で盛んに狩りPTが募集されていた。発言からPT招待など出来なかった頃のこと、集合場所を指定してPT募集するのが普通だった。西口集合の赤目行きPTに入れてもらう。当然、赤目がどこの何を指すのか理解していない。みんなの後を付いて行き、旧レッドアイ研究所B3へとたどり着く。今では誰も見向きもしない赤目幹部狩り。その頃のアルスラーンには、とてつもなく美味く感じた。走るのが面倒で、古都へも帰らずに三晩狩り続けた。その三晩目の出来事。剣士3人だけになってしまったPT。倒しては座り、倒しては座り、交代で回復しつつ幹部を狩っていた。このままではまずいと思い、つい昨日覚えた叫びでPTを募集する。すると、程なく一人のBISが現れる。あれ？昨日のBISさんじゃない！「叫び聞こえたからPT抜けてきたｗ」助けに現れた彼（彼女のちに判明）の名を三橋廉という。BISの加入により、安定したPTは徐々にメンバーも充実して、わいわいと狩りを楽しんでいた。しばし話が脱線する。この頃は、ハフプレ姿のBISすら珍しく、羨望の眼差しで見られていた。アルスラーンの憧れは、街で見かけた真っ赤な剣・フランベルジュと、目に焼きついて離れない、青い龍・ドラゴンツイスターであった。インフィニで狩りをしていたものの、ドラツイ取得に向け戦士スキルをかなり取っていた。公式HPに、変身が売りみたいに書いてあったのもあり、いずれ剣士・戦士両方のスキルをマスター出来るんだろうと、安易に考えていた。話を戻す。アルスラーンの攻撃スタイルは、垂直→インフィニ。今にしてみれば、実に恥ずかしいワンクリ剣士だった。キー入力は不慣れだったものの、ワンクリだったためチャットばかりしていた。この夜は大いに盛り上がった。「犬釣ってくるねｗ」「犬ｗ痛いからいらんｗｗ」「釣り名人だなｗ」「釣りキチ三平！」「魚信さんｗ」「ゆりっぺｗ」全員「ゆりっぺ！！！ｗｗｗ」もちろん酔っていた。中でも三橋廉は、オヤジギャグに素早く反応し、下ネタにも食いついた。（こいつはオレと同じオッサンの匂いがする）やがてエンチャさんが抜けたため、エンチャを募集した。そこへやってきたWizがにゃにゃーんである。初対面の彼は、実に無口であった。後に聞いたところによると、ただ単にキー入力が苦手なだけだった。にゃにゃ～んの「～」が入力できず、にゃにゃーんになったらしい。忙しくエンチャをかけてくれていたにゃにゃーんであったが、お察し剣士にかかった、彼のエンチャもまたお察しであった。（こいつもオッサンの匂いがプンプンする）その後もくだらない話で盛り上がり、思い出に残る一夜となった。思うに、この頃が一番楽しかったのかもしれない。この二人を通じて、孫市（静音）やウォル・グリークと知り合い、また、今も所属するギルドへとつながって行くのだが、それはまた次の機会に譲るとしよう。つづく

  2006.12.19

  コメント(5)

• 泥酔回顧録　その一

  酔うと、思い出話に花が咲くもんです。年末ということもあってか、昔のことをふと思い出したオレ。酔いにまかせて、これまでの千鳥足冒険記を書いてみようと思い立つ。アルコールで脳が溶けかかっているので、どうにも記憶が怪しいが、思いつくまま書いていくことにする。回顧録　その一　～カニ～右も左もわからないアルスラーン。とりあえずブレナンに話しかけると、クエストなるものがあるらしい。（なるほど、クエストをやっていけばレッドストーンが見つかるわけだな？）（よし、いざ出発！）見るものすべてが新鮮だった。まだ白鯖も新しく、露店も少なかった。古都を探索しつつ、出来そうなクエからやっていった。律儀に、どうでもいいNPCの話も全部聞いた。当時はワールドマップなど無く、本当に手探りだった。銀行クエのNPCの位置がわからず、あとで使えそうなアイテム（もちろんNだが）は、全部鞄の中に持ち歩いていた。クエが繰り返しできることも知らず、装備は拾った武器・防具、指にはクエレザリン1個であった。テレポーターの料金が恐ろしく高く感じ、行動範囲は古都の周りだけであった。絨毯で飛び交う人がうらやましかったものだ。印象深いクエ、というか思い出すと恥ずかしいのだが、鉄クエが思い出される。アジトへ走っていくと、なぜか放置されているサソリに殺され、走って戻るを繰り返しつつも、なんとか鉄クエ２までクリアしたアルスラーン。鉄クエ３といえば、蟲の洞窟でやたら硬いカニを倒すアレ。今はどうだか知らないけれど、当時は屈指のマゾいクエであった。やっとカニを発見すると、なんかみんなで殴ってる。（オレも混ざろうっと！）颯爽とカニに殴りかかるアルスラーン。すると・・・「ここはPTで狩ってます」（？？？）（PT？なにそれ？）（あ！パーティーか！）それまでPTというものすら知らなかったのである。呑んでもいないのに真っ赤になり、早々と立ち去ったのであった。後日、カニを狩っているPTに入れてもらい、カニに挑んだのだが、みんなで殴ってLA取ったもん勝ちであった。高火力な人から順にクエアイテムがたまって抜けていく。低火力なアルスラーンはクエがアップする気配すらない。そんな時、BISさんがボソッとこぼす。「一つも取れない・・・」そういえば、みんなの回復で忙しくて殴ってない。離れてるし、アイテムも拾えないよね・・・。現在のような分配システムが無かったため、アイテムや金は早い者勝ちだった。「BISさん先に終わらせちゃおうよ」格好つけたわけじゃない。これまでの自分が恥ずかしかったんだ。ギリギリまで削って、BISさんが殴る。なかなか出ないBISさんを励まし、眠い自分も励まし、なんとかクエを終わらせた。これがMMOなんだと実感した。クエの経験値でキャラのLVが上がったが、それ以上にプレイヤーとして成長することが出来たクエストであった。つづく

  2006.12.18

  コメント(0)

全9件 (9件中 1-9件目)

1