この世で一番の奇跡
『この世で一番の奇跡』 オグ・マンディーノこの著者、私はこの本で知ったんですが、人生哲学の作家。普通の物語なんだと思って買ってしまったんですが、この本も自己啓発の本だったみたい。今回の本は3部作の一冊目です。大成功を収めた主人公が一人の老人と出会う。その老人は、他人だけでなく自分にさえ捨てられてしまった廃品同様の人間を生きる屍の状態から甦らせるのが仕事だった。私にはちょっと難しかったかな・・・都合のいい時にしか『神』という言葉を出さない私は、常にでてくる『神』という言葉になかなか感情が追いついていかなかった。だから、帯に書かれているような・・・感動した。泣けた。という感想は持たなかった。でも、偉人たちの言葉も含め、いい事が書いてあるのは確か。なんとなく胸に残る言葉も多く出てくる。その点ではよかった。今の自分は・・・今の自分に漠然と抱えてる不満・・・自分は一体何に満足していなくて、何を求めようとしているのか・・・そんなことを考えてしまってる時にいいかもしれません。うぬぼれは天国にはじまり、地上でつづき、地獄で終わる世界中のすべの人々が自分の中で燃える種火を持っている。それは決して、絶対に消えないのです。わたしたちの強さは弱さから生まれる。あなたは多くのものを持っています。贅沢によって甘やかされた子供のように、それらにあなたは気づかないのです。Never,never,never,never,give up!