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カテゴリ:理想郷プロジェクト(あったら、いいな)
安倍ちゃんが、乱暴な政策を、ていねいな言葉で、説明したらしい。
認可外保育園も、認可保育園も、無償にするという。 ぜひ、やってほしい。 けれど、ほんとうに、わかっているのかな? 論点1「ただより安いものも、ある?」 現在は、こんな状況である。 「駅や家から遠いけど、園庭があって、負担が軽い」認可園が、グッド。 「駅や家に近いけど、園庭がなくって、負担の重い」無認可園が、バッド。 園庭の「あるなし」は、不正確かもしれない。「厚生省の基準を満たすかいなか」がより正しい。 経済負担の問題に、揺るぎはない。 子供を預けてまで働くお母さんの月収と、保育園に払う月謝は、単純な引き算で比較できてしまう。 遠いのは我慢して、設備が整っていて負担が少ない方が、有利だ。 これからは、こんな状況である。 「家や駅から遠いけど、厚生省の基準を満たす」認可園と、 「家や駅に近いけど、厚生省の基準に至らない」無認可園と、どっちがいいのか? 親の通勤には、駅に近い無認可がいいかも。 小学校でも同じともだちを望むなら、家の近くの無認可でもいいか。 値段が同じなのに、わざわざ遠い方を選ぶのは、何かの強い意志がないとできない。 こういうのって、シビアでないかい? 最初からレベルの違うものを、同じ価格で提供するのって。 論点2「理想のむちとあめ」 現状では、認可外保育園は、お尻を叩かれている。 自治体の補助金で動いている認可外保育園に対して、自治体はきびしい。 「はやく高水準の認可園に移行してくれないと、補助金を減らしますよ」って。建前は、「教育水準の充実」。 本音は、国の補助金をもらえるようになって、自治体の財政に貢献してほしいから。 みんな無償化だと、認可外のままでも、よいことになるのではないのかな。 論点3「財源は足りるのかな」 それでなくても、賃金がやすくてナリテのすくない保育の業界。 財源がひっ迫して、賃金が減らされるのは、ご勘弁。 どこから、お金がでてくるのかを、ていねいでなくてもいいから、ハッキリと示してほしいもの。 星一徹の指さす先の巨人の星のように、くっきりと、ね。 論点4「人材は足りるのかな」 獣医学部の「特区」はできたけど、保育の業界にも「特区」はあるの? 園舎園庭の建設は2年でできるけど、保育士はそんな簡単ではないはず。 2020年までに、どんだけの保育士さんを育てるのだろう。 俗に、「安倍記念小学校」になるはずだったあの建物も、保育園に転用されたりするのかな。 この4つを乗り越えて、達成するのに2年で大丈夫か。 破たんしているような気がするけど。 信じたいけど、信じられない。 なので、 具体的な計画を、聞かしてもらおうじゃないか。 夢はだいじだよ。 ほんとうに、できたらいいね。 ♪なりたい夢と、なれるゆめとは、 ほんとは、ちがうことぐらい ・・・♪ 2017年版U-CANの保育士 速習レッスン(上) (ユーキャンの資格試験シリーズ) [ ユーキャン 保育士試験研究会 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月23日 02時35分22秒
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