「田中角栄研究-その金脈と人脈」という記事があるのは知っているが、
読んだことはない。
ただ「水脈」の2文字をみていたら、思い出しただけ。
で、「非生産性」は、痛いなぁ。
かの人の分類では、
56歳にして未婚で子供のいない自分も、
そのグループに属するのだろう。
さて、くだんの発言には、
「不妊手術の強制」と表裏一体の「傲慢」が潜んでいるように思える。
子供を産まない大人を批判しているだけではなく、
歯車の1枚としてしか「子供」を見ていなようにも感じる。
「産めよ、増やせよ」だけで良しとする、「足るを知らない」考え方が、
身の程を大きく超えた「欲」を呼ぶのではなったか。
「怒る」という情動とは遠い、ただただ、情けない。
かの人の発言のなかにもある「そんな娘に育てた憶えはない。」とは、
こういう気持ちの時にも使えるだろう。
「自民党の懐の深さ」に甘えていられる神経の太さ。
おそらく、「懐の深さ」を感じさせるのは、すでにもう、緊急事態。
諸先輩に無理を強いて、迷惑をかけてもいるはず。
その自覚が、あるのか、ないのか。
自責の念は、ないのだろうか。
他人の立場を考える感覚があるから「自責の念」が生じるのか。
だとすれば、他人の痛みを感じられない言動の主に、
期待するのは無理なことなのかも。
すでに大人でかつ政治家なのだから、
「親の顔がみたい」とは言わないが、
見えないふりして放置しているような「党首の顔なぞ見たくない」。