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カテゴリ:中国旅行と中国に関する話
長春会刊行の文集の件 昨年末長春会が刊行した文集「新京・長春の記憶」に関して地元紙のS記者より私に電話インタビューがあり13日の紙上に其の1部が載った事は先日書いた。 その時S記者は何故この本を知ったかについては言を濁らせていたが今日長春会の会長よりメールが来てニュースソースが判った。 どうやら共同通信から全国へ配信された結果らしく各地地元の投稿者へコンタクトがあったようだ。 その結果この数日かなりの連絡が長春会会長へ入りお陰さまで本も売れ在庫が薄くなり追加発行を急いでいるとの事であった。 願わくば本を注文した方はご自分が読むだけでなく一人でも多くの、特に若い方に読んで頂くようPRしてほしい。 悲しいことに日本の学校での現代歴史教育は殆どの教科書が明治まででそれ以降はほんの数行若しくは数ページでしかないと聞く。 昭和の日本の近隣諸国への侵略の歴史を極力隠すような事では若い人たちが世界へ出て行った際に被侵略国の人からその事実を指摘されても答えようがなく恥をかくことになるではないか。 せめて社会教育の一端としてこの種の歴史的事実を認識してほしいものである。 此れは中国、朝鮮だけではなく南方諸国や島々にそれ開発だ、翼賛だという当時の軍部やそれに踊らされた政府、諸団体の口車に乗せられた人々の不幸も同様であろう。内地で空襲に遭われた人々も異種同源の被害者である事を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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