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カテゴリ:中国旅行と中国に関する話
岡山市日中友好協会洛陽(上海朱家角)訪問旅行(2011.4.8~12) 2日目(4.9)朝8時友誼賓館を出発先ず龍門石窟に向かった。 私はもう何度も来ているので珍しくもなかったが今回は岡山県仏教協会の会長を始め3名の僧侶が同行しており最大かつ最も美しい蘆遮那仏の前で今般の東北大震災の犠牲者の冥福を祈る読経を行い一行も神妙に唱和した。 龍門石窟は世界遺産で黄河の支流の洛河のその又支流の伊水の両岸に約2100の石窟があり約10万体の大小様々な仏像が掘られている。 小さいものは高さ3cm程で最大の蘆遮那仏は17mである。しかし過去の宗教争いと文化大革命により多くの仏像の顔が削られているが幸いにも蘆遮那仏はその愚行から免れている。 伊水対岸より撮った蘆遮那仏の遠望 読経の後我々は集合写真を撮って伊水の対岸に渡り白園(白居易の墓)を参拝する筈だったが現地旅行社の不手際で通しの切符では入場出来なかった事とこの日土曜日だったため大混雑だった事もあり時間の都合もあったので次の予定の関帝廟に行く事にして早めの昼食を摂った。 三国志の蜀の英雄関羽の墓は中国に3つあり洛陽の関帝廟は最も著名な首塚である。 関帝廟 隋唐植物園の牡丹 午後は数ある洛陽の牡丹園の一つである随唐植物園の牡丹観賞だった。広い園内を電気自動車に乗って観て廻った残念ながら今年の寒さでまだ殆ど開花していなかった。此の後市街中心地の反対側にある洛陽理工学院で行われた「心花」と理工学院の学生との友好交歓演奏会を聴きに行った。 洛陽理工学院は理工学院の名ではあるが総合大学で音楽院も外国語の専修科もありこの日の出演は中国箏、二胡と男女の声樂だった。 「心花」は25弦箏のプロの奏者のユニットで昨年も今回同様我々の旅行団と同行した。和服姿で登場した2人に学生主体の聴衆は熱狂していた。 演奏会終了後一行の代表は洛陽市政府庁に市長を表敬訪問に行きその間我々は同学院の日本語科の学生と広い理工学院内を散策した。 何所もそうだが日本語科の生徒たちは日頃学習した日本語で我々日本人との会話が出来た事に大喜びだった。お互いにPCのメールアドレスを交換しメールの交換を約した。 25弦箏ユニット「心花」 夜は日本を始め6っカ国からの御客をもてなす洛陽市政府主催の晩餐会が華陽大酒店で行われ我々は日本代表として参列した。 晩餐会が終わってホテルへ戻ったら昨年会った王秀(実際は王ヘンに秀)洛陽美術館長が我々を御待ちであった。私は昨年同室のKさんに紹介されて彼女の著作の「牡丹練習書」(教則本)を頂いたので今年はそのお礼に浮世絵の風呂敷を持って行っていたのでお渡ししたが彼女からも立派な函に入った烏龍茶を頂いた。他の既知の方々とも夫々プレゼントを交換されていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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