復興への陰の力
東北関東大震災の復興に思う未曾有の大震発生から9日が経った。危機に瀕しつつあった福島原発への決死の自衛隊、警察機動隊の放水や東電の新たな冷却機用の電気配線の施設は効を奏したか!東電の危機管理に対する無能さは大いに問題だが現場の人たちは立派である。ロシアの副議長氏の賛辞もさることながら災害時におけるこの人達の決死の活躍には頭が下がる。一方今日は実に217時間ぶりの2人の生存者救出のニュースに感動した。道路の復旧によるガソリン、食料品、薬品等の諸物資不足も日を追って潤沢になるだろう。被災者の方々も後暫らくの辛抱を。なお「頑張って下さい」と云う言葉が定番だが被災者の方々はこの言葉に励まされる一方拒否反応を示される場合があると聞く。確かに極限状態を生き抜いて尚食べるものに事欠き寒い目に遭っている方に此れ以上「何をどうやって頑張ればいいのか」と云う感情が出るのは至極当然であろう。分るような気がする。無論各ボランティアの力は侮りがたい。それどころか復興へはこの人達の力は不可欠で今後益々其の比重が高まってくる。中国の国家主席が北京の日本大使館を訪れたというニュースにも驚いた。異例と云うか恐らく初めての事ではないだろうか。