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ぶんたろ0118

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3月24日
生後10ヶ月4日

マレーシア在住の母が今日一時帰国した。
私が出産した時以来だからかれこれ10ヶ月ぶりか。
そして何と今回は父も来週はじめに帰国するので大原家大集合である。
家族4人が集合するのはもう何年ぶりか分からないくらい久しい。

幸いなことに今日は夏海のスクールがない日なので、午前中のお昼寝中に夏海の昼ごはんと夜ご飯、そして大人の夕飯用にカレーとサラダを用意したらてんてこ舞いだった。
お昼に妹が顔を出したので夏海は大喜びである。
お昼ごはんはそこそこ食べるがいつも程ではない。
私と妹がベラベラおしゃべりしているので自分にアテンションが向いていないのが気に入らないらしく、ご飯中に椅子の上で立ち上がってみたり、最近は促してもなかなかやってくれない「はーい!」のポーズをしてみたり、、、と忙しい。
私たちが夏海に注目して「かわいいねぇ!」などと言うととても満足らしく満面の笑みである。

久しぶりにベビースイミングに行ってきた。
今日も夏海のお気に入りのY子先生で、先生が歌を歌っていたり手遊びをしていたりすると夏海の目は釘付けである。
スイミングでは益々表情が豊かになって、私が何かやって見せるたびに「ぎゃ!」と奇声をあげて蛙キックを連発し、水面でぴょんぴょん飛び跳ねる。
私が「ぶくぶくぶく」と水の中でやったり、「あっぷっぷ」といってもぐったりすると、ものすごく嬉しそうなのだが、本人はあまりまねをしない。
最近なかなか口をつむらないので、もぐる時によく水を飲んでいる。
早く口をつむるのを覚えてほしいなぁ。
赤ちゃんをプールのふちに座らせておいて、お母さんがプールの中で少し離れたところから赤ちゃんに向かって泳ぐ、というのをやったのだけど、私が夏海のそばを少し離れようとした瞬間に夏海がすぐに飛び込んでしまう。
結局離れようとするたびに3回くらい飛び込んで、水の中にもぐりあがってくる。
今日も最後に流水で流されるやつをやって、嬉しそうだったが水を飲んでいた。

スイミングから帰るまでは仲良し親子だったが、スイミングの後にお昼寝に入ろうかとしていた時事件(?)勃発。
おっぱいをあげても夏海が全然寝ないので、抱っこして寝かしつけようとすると、夏海が私の唇や鼻を手で触り、ものすごい勢いで引っかく。
私が「駄目。痛いからやめて。」という。
夏海が引っかく。
私が「駄目」という。
というのをかれこれ10回以上繰り返し、最後に私が本気で「駄目!!」と怒る。
夏海が逆切れで、ものすごくわるーい顔をして思いっきりつねる。
私は夏海をお布団の上において部屋を出て、しばしお茶を飲みながら休憩。
夏海は部屋に残されて怒り泣き。
10分位して気持ちが落ち着いたところで部屋に戻ると、すっかり泣き止んでいた夏海が私のほうに来ようとするがどうも不当な扱いを受けたことを許せない様子。
私が抱っこすると怒り泣きして暴れる。
私が謝りながら抱っこし続けると、しばらく泣いてそのまま眠りに落ちてしまった。
私も疲れて一緒に眠る。

夜ご飯はものすごい量を平らげる。
・ きな粉ご飯
・ たらのホイル焼き(ジャガイモ、人参、アスパラ入り)
・ バナナヨーグルト
・ グレープフルーツ2房
を完食。
夜ご飯の後に片付けなどをしてから絵本を読んであげた。
絵本読む?と聞くと大喜びだが、読み始めるとあまり集中しない。
そろそろパジャマに着替えようか、とオムツを替えていると母が登場した。
誰が喜んだって、ぶんたろうがものすごく喜んだ。
母はぶんたろうのばあやだと自称するくらいぶんたろうをかわいがっていて、相思相愛である。
ぶんたろうと母がしばし再会の儀式を繰り広げていると夏海が誰か来た事を察して廊下に出て行った。
母を見た夏海はどうして良いか分からない様子。
たまたま私が母の後ろにいたこともあって、私の方に来たいけれど母が間にいるし、どうしていいか分からなかったようで、母と私を交互に見て固まっていた。
どうするかなぁ、と見ていると段々顔が泣き顔になって「うぇーーーん!」と真っ赤な顔をして泣いてしまった。
びっくりして抱き上げると泣き止んで、「おばあちゃんだよ。マレーシアであったでしょ?」と説明すると、用心深い顔をしてしばしおばあちゃんを観察する。
あんな夏海は初めて見て、私もびっくりした。
私にぴったりくっついてしばしおばあちゃんを観察していたが、おばあちゃんが「たーーっち!」と夏海とハイファイブをやったのが夏海の心を捉えたらしい。
何となくまだ警戒しているけど、ハイファイブはしたい、とそんな様子。
そのうちハイファイブを繰り返していると、夏海も段々ノリノリになってきて「た!」「たっ!!」(タッチのこと)と盛り上がってきた。
最後はちょっとフィーバー気味で、何故か同じところを歩いて行ったり来たりしながらおもちゃのコップを両手に持って、それを母に渡すふりをして渡さない、というのを繰り返す。
母はといえば、「かわいくなった!ものすごく美人さんになったねぇ!!!」「上手にあんよできるようになったねぇ!」と褒めっぱなし。その褒められるのが夏海はまた心地よいようだった。






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Last updated  2005.03.24 23:44:20
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