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カテゴリ:過去日記
【枯葉の寝床】(森茉莉)昔読んだ本
メールに広葉樹の枯葉を集めて庭に絨毯のように敷き詰めたと書いてあった。 積み重なった銀杏の黄色い葉を子供が集めては投げ集めては投げて雨のように降らせているのを見たとも書いてあった。 この人のメールは時々、過去の断片的なフイルムのように静かな音のない映像を思い浮かべさせてくれる。 関係ないが、枯葉で思い出したのが森茉莉の『枯葉の寝床』 メールに書いてあるような静かな落ち着く秋の風物詩とは全く正反対の小説。 森茉莉だから仕方ないと言えば仕方ないが・・・。 森茉莉は秋から冬にかけては少しは読んでもいいかなと思う。(あまり好きではない、いいえかなり嫌い、笑) 豪華で耽美的で・・・光沢のある厚い贅沢なビロードを思い出す。 『枯葉の寝床』は森茉莉のお決まりの主題で、知的大学講師と美少年の物語。さらにそれにSMもどきが付け加えられて・・・暗~い。 それにこの『枯葉』は松葉(←記憶によると)・・・痛そう(-_-;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月18日 14時56分06秒
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